【ソウル聯合ニュース】韓国映画振興委員会は5日、韓国映画「野球少女」が同日、日本の156の映画館で封切られたと明らかにした。 「野球少女」は高校の野球部で唯一の女子部員であり、130キロの速球を投げ「天才野球少女」と呼ばれるチュ・スイン(イ・ジュヨン)が卒業を前にプロ野球に挑戦し、現実の壁を越えるために孤軍奮闘する姿を描いた成長ドラマだ。 2019年の釜山国際映画祭で上演されて好評を得たほか、主演のイ・ジュヨンは同作でソウル独立映画祭の独立スター賞を受賞した。 この作品は映画クリエーターの育成と映画製作を並行して行い、個性的な作品を発表してきた韓国映画アカデミー長編課程で製作された。 ynhrm@yna.co.kr
【ソウル聯合ニュース】韓国ドラマ「宮~Love in Palace」が15年ぶりにリメークされることが、5日分かった。 同作の原作漫画「らぶきょん LOVE in 景福宮」の企画会社はこの日、ドラマ制作会社とリメーク契約を結んだと発表した。 立憲君主制の韓国という仮想の国で、平凡な高校生が皇太子と結婚することになり繰り広げられる物語を描いた漫画は、連載当時韓国のみならず日本でもミリオンセラーとなるほど人気を集め、台湾、タイ、フランスなど約10カ国・地域に輸出された。 2006年には韓国・MBCテレビでドラマ化されて最高視聴率27%を突破し、チュ・ジフン、ユン・ウネ、ソン・ジヒョら出演者をスターダムに押し上げた。その後ミュージカルとしてもリメークされ、韓国と日本で上演された。 韓国では現在、ウェブ漫画として再連載中で、ミュージカルはロングラン上演が推進されている。 ynhrm@yna.co.kr
【ソウル聯合ニュース】韓国の人気ガールズグループ、BLACKPINK(ブラックピンク)とヒットドラマ「キングダム」の脚本家、キム・ウニ氏が米芸能メディアのバラエティーが選ぶ「世界のエンターテインメント業界に影響を及ぼした女性」54人に含まれた。同メディアのサイトが4日(現地時間)公開した。 この日の発表は3月8日の「国際女性デー」に合わせ行われた。 同サイトはブラックピンクについて、新型コロナウイルスの流行で「封鎖された年」になった2020年にツアーもせずにスーパースターとしての立ち位置を固めたと評価した。 またBLACKPINKのフルアルバムが57カ国・地域のiTunes(アイチューンズ、米アップルのコンテンツ配信サービス)のチャートで1位を獲得したことや、ネットフリックスでドキュメンタリー「BLACKPINK~ライトアップ・ザ・スカイ~」が公開されたことなどに触れ、「人気に国境がない」と評した。 キム・ウニ氏については、時代劇とゾンビ物という二つの人気ジャンルをうまく合わせて「キングダム」というヒット作を生んだなどとし、次期作についても紹介した。 yugiri@yna.co.kr
【ソウル聯合ニュース】韓国プロ野球・SKワイバーンズが「SSG LANDERS(ランダース)」に球団名を変更して再出発する。ワイバーンズをSKグループから買収した新世界グループ傘下のスーパー大手、イーマートが5日、発表した。 SSGは新世界グループのオンライン統合ショッピングブランド。LANDERSは「上陸者」という意味で、仁川市を本拠地とする同球団としては朝鮮戦争で国連軍が行った仁川上陸作戦を連想させるほか、仁川国際空港とも結びつけやすい。 新世界グループは「内部で検討する過程で、仁川地域の特色を生かせるか、仁川を代表できるかどうかをチーム名決定の最も重要な要素とした」と説明した。 yugiri@yna.co.kr
【ソウル聯合ニュース】世界三大映画祭の一つ、第71回ベルリン国際映画祭の受賞作が5日に発表され、韓国のホン・サンス監督の長編映画「イントロダクション」(原題)が脚本賞(銀熊賞)を受賞した。ホン監督は昨年、「逃げた女」で監督賞(銀熊賞)に輝いており、受賞は2年連続。 ホン監督の25作目の長編となる「イントロダクション」は青年ヨンホが父親、恋人、母親を訪ねる旅路をたどる。 同監督の作品がベルリン国際映画祭のコンペティション部門に招待されるのは今年で5回目。昨年の「逃げた女」のほか「アバンチュールはパリで」(2008年)、「ヘウォンの恋愛日記」(13年)、「夜の浜辺でひとり」(17年)が招待された。 「夜の浜辺でひとり」では女優のキム・ミニが主演女優賞(銀熊賞)に輝いている。 今年のベルリン国際映画祭は新型コロナウイルスの影響のためオンライン開催された。 sarangni@yna.co.kr
【ロサンゼルス聯合ニュース】音楽業界団体の国際レコード産業連盟(IFPI)が4日(現地時間)に発表したグローバル・アーティスト・チャート2020で、韓国人気グループのBTS(防弾少年団)が1位となった。 IFPIは2013年から世界のポップ歌手・グループを対象にグローバル・アーティストを選定している。韓国を含むアジアの歌手が英語圏のポップスターを抑えてトップに立ったのは今回が初めて。 IFPIは、昨年1年間の音楽的な成果を踏まえてBTSを1位に選んだとし、「BTSは世界的な現象だ」と評価した。 BTSは昨年、「Dynamite」と「Life Goes On」が米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」で1位となるなど、世界で爆発的な人気を集めた。 グローバル・アーティスト2位は米ポップスターのテイラー・スウィフト、3位はカナダ出身のラッパーのドレイクだった。 BTSがグローバル・アーティスト1位となり、米グラミー賞受賞に追い風が吹くかどうかも注目される。 BTSは「Dynamite」でグラミー賞の「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」にノミネートされている。授賞式は今月14日(現地時間)に開催される。 tnak51@yna.co.kr
【ソウル聯合ニュース】韓国映画振興委員会の集計によると、韓国で3日に公開された米映画「ミナリ」が初日に観客4万人を動員し、同日の興行1位を記録した。 先週末と韓国で祝日だった1日に興行1位を記録した作品の観客が3万人台だったのに比べると、観客数はやや増加した。 韓国系米国人のリー・アイザック・チョン監督による「ミナリ」は、監督自身の体験を下敷きに、1980年代にアメリカンドリームを求めてアーカンソー州に移住した韓国人一家の物語を淡々と温かく描き好評を得ている。米国で先月28日(現地時間)に開かれた第78回ゴールデングローブ賞の授賞式で外国語映画賞を受賞した。 hjc@yna.co.kr
【ソウル聯合ニュース】韓国ガールズグループ、今月の少女(LOONA)の英語曲「Star」が米国の「ポップソングス」最新ラジオチャートで前週より2ランクアップの32位を記録した。米ビルボートが3日(現地時間)発表した。 同チャートはビルボードの複数あるラジオチャートのうちの一つで、米国の約160のラジオ局が1週間にオンエアした曲の回数を集計して順位を決める。 今月の少女は先月、同チャートに初めて40位でランクインし、順位を上げていった。韓国ガールズグループで、同チャートに入ったのは、BLACKPINK(ブラックピンク)と今月の少女のみ。 所属事務所によると、「Star」は北米のラジオ局の人気曲を集計して発表する「メディアベースTOP40」でも6週連続で順位を上げ、最新のランキングは前週より2ランクアップの30位だった。 米音楽市場におけるラジオでの放送回数は、曲の人気を測る指標の一つだが、ラジオは非英語曲に対して排他的な傾向があり、K-POPグループにとって高い壁とされていた。 ビルボードは「今月の少女は米国のラジオを攻略するために英語曲の発売を選択した」とし、同曲が英語曲だったことがラジオでヒットした要因の一つと分析した。また毎月新メンバーを公開する方式でデビューし、しっかりとしたファン層を獲得したことや、積極的に現地プロモーションをしたことなどもヒットの理由に挙げた。 yugiri@yna.co.kr
≪通算16回目≫
韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)が、ポップスターの影響力や知名度を示す米ビルボードの「アーティスト100」の最新ランキングで前週から4ランクアップして1位となった。
BTSの同チャートでの1位獲得は通算16回目でグループとしては最多。
アーティスト100はアルバムの販売枚数やソーシャルメディアでの活動などを総合して集計する。
(2021年3月4日、聯合ニュース)