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崇礼門放火犯は「物静かで口数少ない」平凡な男

記事一覧 2008.02.12 18:14

崇礼門放火犯は「物静かで口数少ない」平凡な男

【ソウル12日聯合】国宝第1号の崇礼門(南大門)放火の容疑者は、妻子ある69歳の平凡な男だった。警察や地元住民らの話によると、京畿道高陽市に住むこの男は、物静かで言葉数も少ない方で、自身の所有する土地が新築アパート建設用地となるまでは、ごく平凡な暮らしをしていたという。

 容疑者は高陽市一山に土地を所有していたが、1997~1998年にある建設会社が進めるアパート建設事業用地に含まれた。容疑者はこの土地の補償金として会社側に4億ウォン(約4500万円)を要求したが、実際に支払われたのは公示地価の9600万ウォンだった。容疑者はこれに腹を立て、この建設会社を相手取り訴訟を起こしたほか、高陽市庁、大統領秘書室などにも数度にわたり陳情や異議申し立てを行ったが、成果はなかった。こうしたことで容疑者が社会に対する極端な不満を抱くようになったと、警察はみている。

 容疑者は2006年4月にもソウルの昌慶宮文政殿に放火している。管理員と観光客により現場で取り押さえられた容疑者は、警察での取り調べに対し、土地補償問題で社会に不満を持つようになったと供述している。裁判所は当時、容疑者が昌慶宮被害部分の復元に600万ウォンを支払った点、高齢である点、特別な前科もない点などを考慮し、執行猶予の判決を下した。しかし、1300万ウォンの追徴金が支払えず生活に困った容疑者は、更に社会への敵がい心を抱くようになったと思われる。昌慶宮放火から2年と経たず再び文化財に放火し、600年という歴史を持つ国宝第1号がその犠牲となった。

 ソウル・南大門警察署に移送された容疑者は、「国民に申し訳なく、家族にすまない」という言葉を繰り返していた。

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