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キムチ貿易赤字が今年67%増、対日輸出伸び悩む

記事一覧 2008.11.10 11:58

キムチ貿易赤字が今年67%増、対日輸出伸び悩む

【ソウル10日聯合】韓国製キムチが日本市場で苦戦する一方、国内では一般家庭にまで中国製キムチが浸透し、キムチの貿易赤字は雪だるま式に膨らんでいる。「キムチ宗主国」の威信失墜に対する懸念も高まっている。

 農水産物流通公社(aT)農水産物貿易情報(KATI)統計で10日に確認されたところによると、韓国は年初から9月までに9010万ドル相当(17万5995トン)のキムチを輸入し、6116万ドル相当(1万9350トン)を輸出、2894万ドルの赤字となっている。赤字幅は前年同期の1733万ドルに比べ67.0%多い。輸入額が27.0%、輸入量が22.6%増えたのに対し、輸出は金額で14.0%増にとどまり、量ベースではむしろ0.1%ほど減っている。

 キムチ貿易は2005年11月に国産キムチの安全性問題が起こったことから、2006年に初めて1763万ドルという赤字を記録し、昨年は赤字幅がほぼ2倍の3553万ドルに急増している。今年も第3四半期までの勢いが続けば、年末には赤字が5934万ドルに達する見通しだ。

 昨年に比べ今年はハクサイの価格が安定しているものの、輸入キムチの99%を占める中国製は9月までに金額で27.0%、輸入量は22.6%増えた。中国製キムチの前年比増加率(金額ベース)は2003年に2000%まで跳ね上がった後、2004年が186.5%、2005年が75.1%、2006年が71.3%、2007年が26.0%と年々鈍化している。しかし、年間輸入額そのものが急増しているため、20%台の増加率でも国内市場には大きな脅威だ。

 その半面、国産キムチの輸出は、日本市場の攻略が2005年以降苦戦を強いられている。日本は輸出の89%(今年の場合)を占める主力市場。今年の対日輸出は9月までで1万7171トンと、前年同期の1万7029トンに比べ0.7%減った。ただ、輸出額でみると4729万ドルから5422万ドルへ14.7%の増となっている。対日輸出は2006年に前年比23.2%急減、2007年は3.1%の回復にとどまり、現在も足踏み状態が続く。

 キムチ輸出の不振は、日本で韓国製キムチの安全性がいまだ不十分との認識があるうえに、日本のキムチとの差別化も容易ではないため。農林水産食品部とaTが最近まとめた報告書「海外消費者が見た韓国の農食品」によると、5~7月に日本の消費者100人を対象に韓日中の3カ国のキムチに対する認識調査を実施したところ、安全性と衛生面で韓国製キムチを肯定的に評価(5点満点で4~5点)した回答は全体の38.5%にすぎず、日本製の64.4%に大きく及ばなかった。パッケージの状態と品質の信頼性でも、韓国製に対する肯定的な評価の割合は39.4%と43.3%で、日本産の55.8%と56.7%を下回った。これに対し、味は56.7%、ブランドイメージは53.8%と、日本製の43.3%と49.0%を大きく引き離す。

 報告書は、韓国製は「本場の味」という強みがある一方、衛生と安全性に対する不安がいまだ根強いとの結論を示した上で、単純に韓国製キムチの安全性を主張するのではなく、「厳格な品質管理と生産過程の見学、正確な成分や生産履歴の表示などが効果的」と助言する。また、熟成キムチを増やすなど、本場の味として差別化を試みる必要があるとした。

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