格安航空のコスター航空、3月に就航の計画
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2009.01.28 18:57
格安航空のコスター航空、3月に就航の計画
【蔚山28日聯合ニュース】蔚山に基盤を置く格安航空のコスター航空は28日に報道資料を通じ、3月の就航に向け準備を進めていると明らかにした。また、景気低迷による経営難の克服に向け、ことしに入り一部職員の退職や有給休暇などの構造調整を断行し、蔚山本社の職員を金浦総括本部に配置するなど非常経営体制を稼動させていると強調した。
コスター航空は昨年9月、蔚山~ソウル、蔚山~済州の2路線に就航するためオランダの航空機メーカー・フォッカーが製作した108席クラスのジェット旅客機1機を導入し、試験運航に入ったが、景気低迷、航空機の部品代や燃油価格の引き上げ、ウォン安などで資金繰りが悪化し、数回にわたり就航を先延ばししてきた。
これについて蔚山市関係者は、「コスター航空は試験運航を中断し、蔚山事務所を事実上閉鎖した。運航証明延長期限も残りわずかのため、来月までに運航証明を取得して3月に就航するのは容易ではない」と話している。