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北朝鮮軍が特殊部隊6万人拡充、2008国防白書

記事一覧 2009.02.23 15:33

北朝鮮軍が特殊部隊6万人拡充、2008国防白書

【ソウル23日聯合ニュース】北朝鮮が過去2年間で特殊戦兵力を約6万人増やし、射程3000キロメートルの新型中距離ミサイル(IRBM)を実戦配置したことが分かった。国防部は23日に「2008国防白書」を発刊し、こうした内容を骨子とした北朝鮮の2年間の戦力変化を紹介した。

 白書によると、北朝鮮は前方軍団に軽歩兵(特殊戦)師団を新たに創設したほか、前方師団の軽歩兵大隊を連隊級に増編し、特殊戦兵力を6万人余り増加した。これに伴い、朝鮮人民軍の特殊戦兵力は約18万人に拡充された。

 また、北朝鮮は朝鮮半島の作戦環境を考慮し、夜間、山岳、市街戦訓練を強化するなど、集中的な特殊戦遂行能力向上を図っているとした。最近では前方地域の第1梯隊に火力を補強するなど、戦争初期に圧倒的な戦闘力で奇襲効果を上げられるよう地上軍の部隊構造を改編したと説明した。

 これについて、国防部のシン・ウォンシク政策企画次長(准将)は「韓米連合戦力の精密兵器能力と、朝鮮半島の地形上、機械化部隊の移動が困難という弱点の補完を狙ったもの」と指摘した。戦況を早期に敵・味方混在の状態にしようという戦術との見方だ。

 また白書は、北朝鮮の核能力について「北朝鮮は3回にわたる再処理で40キログラム余りのプルトニウムを確保したと推定され、2006年10月に核実験を実施した」と説明した。専門家の推定によると、このプルトニウム量で核兵器6~7個の製造が可能だ。

 「2006国防白書」にあった「核兵器1~2個を製造したと推定される」という表現は、今回の白書では削除された。これは、核実験に伴う北朝鮮の「核保有国」主張をめぐる論議を避けるためとみられる。

 ミサイルに関しては、1990年末に開発に着手した射的3000キロメートル以上の新型中距離ミサイルを2007年に実戦配置した。ロシア製の潜水艦発射弾道ミサイル(SS-N-6)をモデルとしたこのミサイルは、豪州、ロシア、中東の一部地域までを射程圏内とする。北朝鮮は同年4月の人民軍創建75周年記念閲兵式で、同ミサイルを初めて公開した。

 さらに今回の白書では、初めて北朝鮮の戦争持続能力を紹介した。人民軍は経済難にもかかわらず、油類や弾薬など主要戦争物資を2~3カ月分備蓄するなど、戦争持続能力を発展させている。

 白書は北朝鮮の軍事力について「在来式軍事力、核、ミサイルなど大量破壊兵器(WMD)開発と増強、軍事力前方配置などは、韓国の安全保障に直接的で深刻な脅威だ」と評価した。

 このほか、白書は「韓国軍は西北5諸島と馬羅島、鬱陵島、独島などを含む東西南海岸の韓国領土を確固として守護するため、万般の対備態勢を備えている」と、独島領有権守護の意志も協調した。昨年7月に独島近海で実施した独島防御訓練の写真を掲載したほか、アジア最大輸送艦「独島」(1万2000トン級)の訓練の様子を白書表しに掲載した。独島防御訓練が白書に記されたのは今回が初めて。国防部は、2006年白書では、独島の部分は「韓国の管轄海域に対する哨戒活動を強化している」と記述したが、今回は軍の独島守護の意志を強く表現したと説明した。

 国防白書は1967年に初めて発刊。2004年からは隔年発刊となっている。今回で18回目を数える。

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