北朝鮮の人権侵害解決に努力、クリントン長官
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2009.07.26 09:24
北朝鮮の人権侵害解決に努力、クリントン長官
【ワシントン25日聯合ニュース】クリントン米国務長官が、北朝鮮の核問題だけでなく人権問題の解決にも努力を続ける考えを改めて示した。
国務省が伝えたところによると、クリントン長官は23日、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)開催地のタイ・プーケットで行った記者会見で、「われわれの闘いは北朝鮮住民との闘いではなく、人道的支援さえ拒む北朝鮮指導部との闘いだ」と述べ、北朝鮮核開発計画をなくすため努力する一方、北朝鮮住民の平和な暮らし、尊厳、人権に向けた努力も続けると表明した。
また、北朝鮮政権による人権侵害と虐待の解決を目指し、他国や国際機関、非政府組織(NGO)などと協力を続けると述べた。具体的には、活動中のNGOへの支援、同様の目的で運営される韓国語ラジオ放送への財政支援を継続するほか、対北朝鮮人権特使を近く発表すると説明した。
あわせて、27~28日にワシントンで開かれる米中戦略経済対話で、中国の戴秉国・国務委員(外交担当)とも対北朝鮮制裁の履行問題を集中的に協議する考えを示した。
japanese@yna.co.kr