韓国の歌謡曲が北朝鮮では賛歌に、デイリーＮＫ
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2010.08.03 11:34
韓国の歌謡曲が北朝鮮では賛歌に、デイリーＮＫ
【ソウル３日聯合ニュース】韓国の歌謡曲が、北朝鮮では金正日（キム・ジョンイル）総書記をたたえる内容の歌詞に替え歌われている。
北朝鮮専門インターネット媒体のデイリーＮＫは２日、北朝鮮・平壌の牡丹展示場食堂の支配人が、韓国の歌手チェ・ジニのヒット曲「愛の迷路」を金総書記をたたえる歌として歌っている映像を公開した。映像は中国の観光客から入手したもので、年初に撮影されたという。
「愛の迷路」は金総書記の愛唱歌として知られている。この歌が北朝鮮でも広まっているのではないかとの見方も出ている。
デイリーＮＫは映像について、食堂支配人は歌詞だけを替えて金総書記に対する敬慕と忠誠を客の前で誇示したと説明した。また、北朝鮮で韓国歌謡曲の替え歌が歌われていることから、北朝鮮内に浸透した「韓流」の実体を垣間見ることができるとし、実際に平壌の多くの食堂で韓国の歌が歌われていると紹介した。韓国の観光客や海外の同胞を狙った行動だが、いつ行われるか分からない検閲に備え、歌詞を金総書記をたたえる内容に替えて歌っていると伝えた。
japanese@yna.co.kr
