Go to Contents Go to Navigation

「羅老号」3回目打ち上げめぐり、韓ロ主張食い違い

記事一覧 2010.08.25 11:27

「羅老号」3回目打ち上げめぐり、韓ロ主張食い違い

【ソウル25日聯合ニュース】韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ号)」(KSLVー1)の初打ち上げが失敗に終わってから1年を迎えた。3回目の打ち上げをめぐり、開発に携わったロシアと韓国の間には微妙な立場の違いがあり、宇宙大国への夢を切り開く「羅老号」3回目の打ち上げが予定通り来年に実施されるのか、注目が集まっている。

 「羅老号」打ち上げ契約の韓国側主体、航空宇宙研究院と教育科学技術部は、ロシアと3回目打ち上げに合意したと明らかにしたが、ロシア側主体のフルニチェフは合意の事実はないと主張している。

 韓ロは9~12日、大田で「羅老号」打ち上げ失敗調査委員会の第3回会議を開催した。研究院と教育科学技術部がは15日に「3回目打ち上げ合意」を発表し、実施時期は来年と予想した。ロシア政府系の「ロシア新聞」は同日付で、3回目打ち上げ合意は「打ち上げ失敗の責任がロシアにあることを認めた結果」と報じている。

 しかし、フルニチェフは16日に自社ウェブサイトに掲載した報道資料を通じ、第3回会議では事故原因究明に向けさらに実験が必要だとの結論が下され、3回目打ち上げ実現の可能性については論じられなかったと述べた。23日に聯合ニュースの電話取材に応じた同社広報室長も、同様の内容をコメント。2回目打ち上げの失敗原因が明らかにならない限り、3回目の打ち上げに言及するのは時期尚早だと強調した。

 こうしたロシア側の姿勢について、航空宇宙研究院の趙光来(チョ・グァンレ)発射体研究本部長は、失敗調査委員会の会議では主に技術問題を扱い、3回目打ち上げ問題が論じられなかったのは事実だと述べた。その上で、双方の設計・プログラム代表者が別途に行った会議で3回目の打ち上げについて話し合い、ロシア側が2回目打ち上げの失敗を認め、3回目打ち上げを進める可能性に同意したと説明。そうした内容を盛り込んだ協議録を作成し、双方代表が署名したと主張している。ただ、第三者への文書公開を禁じる合意に基づき、協議録内容は公開できないとした。

 また趙本部長は、韓ロが結んだ契約に基づき、「羅老号」2回目打ち上げ失敗の責任所在とは関係なく、韓国はロシアに3回目打ち上げに向け1段目ロケットの提供を求めることができると強調した。失敗責任がどちらにあると判明しても3回目打ち上げは実現され、ロシア側もそれを理解していると述べた。

 趙本部長の主張に対し、フルニチェフ側は24日、「失敗調査委員会会議とは別途の合意があったのかや契約内容についてはコメントできない」と述べた。3回目打ち上げという追加協力が建設的な成果を生むには、2回目打ち上げの失敗原因を究明することが優先だと考えていると、改めて失敗原因究明の必要性を強調した。

japanese@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。