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大倉文化財団、「利川五層石塔」返還の意向表明

記事一覧 2010.10.29 15:40

大倉文化財団、「利川五層石塔」返還の意向表明

【東京29日聯合ニュース】植民地時代に日本に持ち出された文化財「利川五層(五重)石塔」を保管している大倉文化財団が、これを返還する意向を表明した。

 石塔の還収推進委員会は29日、ホテルオークラ東京で大倉文化財団と石塔返還交渉を行った結果、日本政府が同意すれば返還するとの回答を得たと明らかにした。

 菅直人首相は、8月に韓日併合100年を迎え発表した談話で、日本の統治期間に朝鮮総督府を経由し持ち出された「朝鮮王室儀軌」(朝鮮王朝時代の祭礼や主要行事を絵や文で記録した書物)などの図書を返還すると明らかにしており、石塔の返還にも反対しないとみられる。

 石塔は現在、大倉文化財団が管理する「大倉集古館」(ホテルオークラ東京に隣接)が所蔵している。財団はこれまで、石塔が東京にあっても日本を訪れる韓国人がいつでも見ることができ、日本国民にとっても韓国の石塔を鑑賞する機会になっている上、ほかの博物館の立場も考慮しなければならないとし、返還を拒否していた。

 この日の交渉で財団側は、石塔は個人でなく財団が所有するもので、文化財として国の文化財政策の影響を受けているだけに、国家間の問題としてアプローチする必要があると説明。その上で、政府が返還を容認すれば韓国に引き渡すと述べた。

 還収推進委は、現在韓日間で進められている「朝鮮王室儀軌」などの返還交渉が順調に進めば、石塔も自然な形で返還されるものと期待している。

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