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税関くぐり抜けるステルスUSB、北朝鮮で拡散中  

記事一覧 2011.02.23 16:54

税関くぐり抜けるステルスUSB、北朝鮮で拡散中  

【ソウル23日聯合ニュース】北朝鮮で学者などをしていた脱出住民(脱北者)でつくる韓国の団体「NK知識人連帯」のキム・フングァン代表は23日、聯合ニュースに対し、ステルス戦闘機のように北朝鮮の「レーダー網」(税関検査)をくぐり抜けられるよう作られた「ステルスUSBメモリー」をここ1年間で数百個を北朝鮮に送り出したことを明らかにした。

 チュニジアでの民衆デモが独裁政権を倒したことに触発され、エジプトとリビアを経て、中国まで飛び火した「ジャスミン革命」動きの遮断に躍起になっている北朝鮮当局に、どのような影響を与えるかが注目される。

 キム代表によると、北朝鮮を脱出したIT専門家らは昨年2月、税関検査の際に「データゼロ」を意味する「0バイト」で表示され、設定した時間が経つと自動でコンテンツが活性化するようプログラム化されたUSBを開発し、北朝鮮に送ってきた。北朝鮮に住む消息筋の話では、住民の間で高い人気を集めているという。

 キム代表は北朝鮮の税関当局がUSBを資本主義を伝える温床とみなし、取り締まりを強化していることを受け、「ステルスUSB」の開発に乗り出したと説明した。1年間の時間を費やし開発されたこのUSBが北朝鮮住民から高い人気を集めていることが現地の消息筋から確認されているという。キム代表は今後も、自由民主主義の価値や韓国ドラマをはじめ、「ジャスミン革命」の過程や意味などを分かりやすく説明した映像を制作し、北朝鮮に送り続ける考えを示した。

 USBを入手した一部の若者は「(自由民主主義の紹介など)つまらない内容より、ドラマなどをUSBに入れてほしい」と注文をつけるほど、北朝鮮に根を張っているという。

 同団体が持つ現地の消息筋によると、北朝鮮の保安当局はパソコンの普及拡大により、住民の間でCDやDVDなどが広がっていると判断、昨年1月30日から特別取り締まり班を設けたほか、最近は密輸したUSBの摘発に踏み切った。キム代表は北朝鮮が取り締まりを強化すれば、USBの性能をさらにグレードアップし、対応する考えだ。

 キム代表は北朝鮮でコンピューター関係を教える大学教授をしていた2004年に北朝鮮を脱出、韓国に入った。2008年12月に同団体を発足させてからほぼ毎日、携帯電話で国境地帯にいる北朝鮮の消息筋から情報を入手し、北朝鮮社会の変化を追跡している。

kimchiboxs@yna.co.kr

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