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朝鮮戦争象徴する鉄橋が豪雨で崩壊、歴史認識不足指摘

記事一覧 2011.06.27 18:01

朝鮮戦争象徴する鉄橋が豪雨で崩壊、歴史認識不足指摘

【大邱聯合ニュース】朝鮮戦争の象徴とも言える慶尚北道漆谷郡の倭館鉄橋が、朝鮮戦争開戦記念日の25日に豪雨のため崩壊した。元参戦兵からは政府の歴史認識不在を叱咤(しった)する声が相次いでいる。

 匿名を求めた在郷軍人会所属の元参戦兵は27日、「残念極まりない。これまでは何ともなかったものが突然このようなことになったのが理解できない」と、政府の誠意のなさを批判した。

 鉄道参戦有功会のリュ・ギナム会長は、「朝鮮戦争当時、倭館鉄橋を数十回往来し物資を運んだ」と振り返り、関連当局の管理が疎かだったことは明白だと指摘し、速やかな原状回復求めた。

 平和在郷軍人会のピョ・ミョンリョル常任代表も、「政府が歴史的記念物にどれだけ無関心かを示す端的な例」だと指摘した。愛国を叫びながら朝鮮戦争の傷が残る鉄橋をきちんと管理せず崩壊させたと批判した。

 倭館鉄橋は登録文化財第406号に指定されている。旧韓末、日本が大陸侵略を目的に建設した鉄骨コンクリート構造の鉄橋で、1905年に開通した。朝鮮戦争当時、この鉄橋を挟み、北朝鮮軍と国連軍の主力部隊が激戦を展開。米軍が橋の一部を爆破し、韓国軍は北朝鮮の南下を防ぎ、洛東江防衛戦に勝利した。以来、この鉄橋は「護国の橋」とも呼ばれている。

 一方、洛東江の浚渫(しゅんせつ)工事を担当した国土海洋部と建設会社は、梅雨を前に倭館鉄橋の橋脚補強工事を行ったが、鉄橋が文化財形象変更の対象ではないとの理由で、文化財当局に意見を求めていなかったことが判明し、文化財に対する意識不足の深刻性が浮き彫りになった。

csi@yna.co.kr

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