韓国料理を無形文化遺産に、登録推進委が発足
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2011.07.01 14:20
韓国料理を無形文化遺産に、登録推進委が発足
【ソウル聯合ニュース】韓国料理を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録するための動きが本格化する。
文化財庁は1日、遺産登録に向けた体系的な戦略策定に向け、関係機関と専門家からなる登録推進委員会を設置し、初会議を行った。
文化財庁は委員会について、一部の国の食文化が無形文化遺産に登録されたことで知名度や保護効果が高まったことに注目し、国内外に韓国の食文化を正確に広める目的で設置したと説明した。
登録推進委は朝鮮王朝宮中料理について、11月にインドネシア・バリ島で開催されるユネスコの第6回無形文化遺産委員会での登録を目標に戦略を策定する。また、登録された場合に備え、国内外での広報活動を通じた韓国食文化拡散戦略も立てる計画だ。
このほか、長期課題として、キムチをはじめとする韓国の伝統食文化を代表する遺産を選定し、来年、無形文化遺産登録を申請することについても論議を進める方針だ。
韓国の無形文化遺産は計11件に上るが、この中に食文化は含まれていない。
hjc@yna.co.kr