李大統領、きょう訪米 滞在中に韓日首脳会談も
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2011.09.20 08:39
李大統領、きょう訪米 滞在中に韓日首脳会談も
【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は20日、国連総会と原発の安全基準に関する首脳級会合に出席するため米国に向け出発する。5日間の米国滞在中、野田佳彦首相と初めての韓日首脳会談も行う。
初日の20日(現地時間)は金潤玉(キム・ユンオク)夫人とともにニューヨークを訪問。「アピール・オブ・コンシエンス財団」から世界平和と民主主義・人権の発展に貢献した個人に贈る「アピール・オブ・コンシエンス賞」を受けるほか、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長らとの夕食会に出席する。
21日の国連総会では基調演説を行い、国際平和と安全保障、民主主義と人権、持続可能な開発など国連が追求する価値の実現に向け、国際社会で責任ある役割を果たすとの意志を表明する。
この日は野田首相との首脳会談も行う。韓日自由貿易協定(FTA)=日本での呼び名は日韓経済連携協定(EPA)=や北朝鮮の核問題、6カ国協議などに関する協議をするとみられる。元従軍慰安婦などの賠償請求権が議題に上がるかが注目される。
22日の原発の安全基準に関する首脳級会合では、気候変動に対応するため原発を拡大していくことを提案する方針だ。
その後、シアトルで米マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏と会談。発展途上国への援助などについて意見を交わす。
sarangni@yna.co.kr