Go to Contents Go to Navigation

韓国文化担当長官「強制略奪された文化財の返還を」

記事一覧 2011.10.02 11:05

韓国文化担当長官「強制略奪された文化財の返還を」

【東京聯合ニュース】「日韓交流おまつり 2011 in Tokyo」に出席するため訪日中の崔光植(チェ・グァンシク)文化体育観光部長官は2日、植民地時代に朝鮮半島から日本に持ち出された文化財「利川五層(五重)石塔」などと関連し、海外に強制的に持ち出された文化財の返還を目指す考えを示した。

 文化財庁のトップを務めるなど文化財の専門家でもある崔長官は、先月30日に東京入り。石塔を所有する東京の私立美術館・大倉集古館を訪問し、東日本大震災で破損した石塔の現状を詳しく調べた。

 崔長官は聯合ニュースのインタビューに対し、「塔の上部が破損しており、ひびが入っていたり、今後破損する恐れがある部分もいくつかある。思ったより被害は深刻だ」と話した。

 さらに石塔について、「しっかりと保存してくれるのか心配している。所蔵者は韓国人の気持ちを尊重し、自発的な返還または寄贈をしてくれることを望む」と述べた。

 また、崔長官は海外に流失した文化財の返還について、現在、国会で審議中の「国外にある文化財財団」に関する法律が成立すれば、来年にも海外に流出した文化財について詳しい調査を実施する意向を示した。まずは公権力によって違法・強制的に持ち去られかどうかを確認し、そのことが確認されれば外交ルートを通じて返還を要求するという。

 一方、12月10日までに日本から韓国に返還されることが決まっている「朝鮮王室儀軌」(朝鮮王朝時代の祭礼や主要行事を絵や文で記録した書物)については、実務的な手続きはほぼ終わったとした上で、「書物保護のためにも、暑くも寒くもない秋の返還が望ましい」と述べた。

 崔長官は文化財を通じた南北の交流にも言及。伝統民俗芸能のアリランを国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界無形文化遺産に共同登録することや、遺跡の共同発掘などを行いたいとの意向を明らかにした。

sarangni@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。