韓国人の約86% 「政治・政治家信頼していない」
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2011.10.16 14:37
韓国人の約86% 「政治・政治家信頼していない」
【ソウル聯合ニュース】韓国の特任長官室が16日に公表した国民意識調査の結果によると、19歳以上の87.1%、19歳未満の85.6%が「政治・政治家を信頼していない」と答えた。調査は19歳以上1018人と19歳未満730人を対象に行われた。
世代別で「政治・政治家を信頼していない」と答えた人がは40代(91.6%)で最も多く、次いで30代(91.0%)、50代(87.6%)、10代(85.6%)、20代(85.2%)、60代以上(79.8%)の順だった。
北朝鮮との統一に向けた「統一税」の新設には19歳未満の69.4%、19歳以上の45.8%が反対した。北朝鮮を経済協力の対象にすることについては、19歳未満の51.8%、19歳以上の41.7%が否定的な考えを示した。南北離散家族の再会については19歳以上の90.4%、19歳未満の86.9%が賛成した。
大企業のイメージを問う質問には19歳以上は「雇用創出」(31.7%)、19歳未満は「富の承継」(27.5%)との回答が最多だった。
最も負担が大きい家計支出では双方が「教育費」を挙げた。19歳以上の77.1%と19歳未満の82.3%は大学進学が必要と回答。その理由としては「良い職場、良い仕事に就くため」が最多だった。高卒の学歴で社会的に成功できると考えているとの回答は、19歳以上が52.2%、19歳未満は55.5%にすぎなかった。
19歳未満の10人に4人は旧日本軍の従軍慰安婦問題について知らないと答えた。独島をめぐる領有権問題の原因について、10~30代は韓日漁業協定を、40~60代は韓国政治家のミスを挙げた。
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