韓国初等練習機KT1 ペルー輸出秒読み
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2012.06.21 17:59
韓国初等練習機KT1 ペルー輸出秒読み
【リオデジャネイロ聯合ニュース】韓国の技術で開発された初等練習機「KT1」のペルー輸出が秒読み段階に入った。
青瓦台(大統領府)関係者によると、国連持続可能な開発会議(リオ+20)のためブラジル・リオデジャネイロを訪問中の李明博(イ・ミョンバク)大統領は20日、ペルーのウマラ大統領と会った席で「週内にもKT1選定作業の結論が出る」と告げられたという。同関係者は「この発言を考慮すると、KT1が選ばれる可能性は高いようだ」と話している。
KT1は韓国航空宇宙産業(KAI)と国防科学研究所(ADD)が1998年に独自開発した機種で、現在、韓国空軍が85機を運用している。ペルー輸出が実現すれば、20機・2億ドル(約160億円)相当を販売することになると見込まれる。