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韓日の軍事協定 北東アジアの外交戦が加速

記事一覧 2012.07.04 14:43

韓日の軍事協定 北東アジアの外交戦が加速

【ワシントン聯合ニュース】韓国と日本政府が進めていた軍事情報包括保護協定(GSOMIA)をめぐる北東アジアの外交戦が加速している。その中心には国際社会で激しい攻防を続けている米国と中国がある。

 米国は協定について、表向きでは「米国とは無関係」との立場だ。国務省当局者らは「今回のことは韓国と日本政府が決定した。われわれが言及するのは適切ではない」の一点張りだ。

 だが、協定推進の背景には米国の中国けん制があるという見方が強まっている。

 米オバマ政権は最近、アジアを最優先の安全保障地域とした新たな国防戦略を具体化している。パネッタ国防長官は2020年までに米海軍艦艇の6割を太平洋に配備する方針を明らかにした。

 米ワシントンで先月に開催された韓米外務・国防担当閣僚会議(2プラス2)ではパネッタ長官が韓国側に協定の早期締結を要請したという。韓国政府当局者らは否定しているものの、「密室処理」との非難を受けながら無理に協定の締結を進めたことから、米国の意向が介入した可能性は否認できない。

 また、会議では米国が主導するミサイル防衛(MD)の構築に向け、韓米日3カ国間の情報協力の必要性について議論したとみられる。情報力に資金力まで保有している日本を加える場合、米国は財政的な負担を削減する効果も期待できる。

 特に、韓国は弾道ミサイルの射程距離延長を求めていることから、米国が韓国側の要請を何らかの形で受け入れる方法で協定を締結するよう誘導した可能性も考えられる。

 両国は会談後に発表した共同声明で、「地域平和と安定のため、日本との3者安全保障協力の重要性を確認した」「韓・米・日安保討議をはじめ、3者の安保協力・協調に向けたメカニズムを強化することにした」と強調した。

 米国の新国防戦略に不満をあらわにしている中国は神経をとがらせている。

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は3日の社説で、協定を「潜在的な脅威」と規定し、破棄を主張した。「韓国は中国を抑制しようとする米・日に手助けするな」と題した見出しでも分かるよう、中国は米国が主導する枠組みに韓国が加わることを懸念している。

 社説では「準軍事同盟は名目では北朝鮮を意識したものだが、実際には中国を狙う」と主張した。また、韓国政府の選択は近視眼的なもので、韓国の長期的な国の利益にも反すると指摘。韓国は北東アジアで大国の「最前線の碁石」になりかねないとした。

 社説は中国政府に対し、「影響を与えられる各手段」を使い、韓国を圧迫するよう求めるなど、中国内の雰囲気がうかがえる。

 中国外務省の報道官も同日の定例会見で、協定に対する否定的な見解をあらためて示した。

 中国は米国と韓国、日本の協力に対応し、ロシアとの連携を強化しており、朝鮮半島をめぐる構図が二分化される形だ。

  kimchiboxs@yna.co.kr

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