ペルーとのFTA発効から1年 輸出が急増=韓国
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2012.07.31 19:47
ペルーとのFTA発効から1年 輸出が急増=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国貿易協会の国際貿易研究院は31日までにまとめた報告書で、来月1日に発効から1年を迎える韓国とペルーの自由貿易協定(FTA)により、韓国製品の対ペルー輸出が大幅に増加したと明らかにした。
報告書によると、FTAが発効した昨年8月から今年6月までの11カ月間で、韓国の対ペルー輸出は前年同期比28.9%増加。同期間の輸出全体の増加率(6.2%)を大幅に上回る伸びを記録した。
FTA発効後11カ月間の対ペルー貿易赤字は8000万ドル(約63億円)で、5億ドルの赤字を計上した前年同期に比べ4億2000万ドルの収支改善を果たした。
品目別では、特に乗用車やテレビなどの輸出が大幅に伸び、ペルー市場で競争国の中国や日本より優位に立った。
乗用車のシェアは、FTA発効前の2010年は日本が43.33%、韓国が24.96%と大きく水をあけられていたが、今年1~5月のシェアは韓国が32.06%、日本が29.16%と逆転し、韓国がペルー輸入車市場で首位に立った。
また、韓国製テレビのシェアは、2010年は3.68%とメキシコ(70.31%)や中国(23.98%)より大幅に低かったが、昨年には28.16%に伸び、中国(24.76%)を上回った。
stomo@yna.co.kr