液晶パネル特許訴訟 サムスンとLGが「舌戦」
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2012.12.13 19:52
液晶パネル特許訴訟 サムスンとLGが「舌戦」
【ソウル聯合ニュース】サムスンディスプレーとLGディスプレーが液晶パネル(LCD)の特許をめぐり、激しく応酬した。
サムスンディスプレーは7日、LGディスプレーとLG電子が自社の液晶パネルの中核技術特許(パネル4件、製造工程1件、モジュール・駆動回路2件)を侵害しているとして、ソウル中央地裁に訴訟を起こした。
これに対しLGディスプレーは13日、「事業初期から発展させてきたIPS方式の技術に対しサムスンが亜流の技術を掲げ特許訴訟を起こしたのは、常識からして理解し難い」との見解を公式に表明した。米アップルとの特許紛争を指し、海外の競合企業との訴訟では革新を妨害されたと不当性を主張しながら、韓国国内では競合企業に無分別な特許訴訟を仕掛けているとした。
サムスンディスプレーは約2時間後に反論の声明を出した。「LGがまず、特許訴訟の内容を正確に理解することを望む」とし、特許訴訟の対象となっている技術を把握しないまま、メディアを巻き込んだ行動を取っていると批判した。また、自社の技術は独自のもので、LGディスプレーの技術がサムスンの特許を無断で用いるなど知的財産権を侵害していることは明らかと主張しながら、「特許訴訟が法廷で静かに進行されることを望む」と述べた。
mgk1202@yna.co.kr