正恩氏がミサイル発射命令=「今後も続ける」
記事一覧
2012.12.14 08:30
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が12日に衛星管制総合指揮所を訪れ、事実上の長距離弾道ミサイル発射を現場で指揮したと、朝鮮中央通信が14日報じた。
北朝鮮のミサイルが発射されて以来、金第1書記の動静が伝えられたのは今回が初めて。
朝鮮中央通信によると、金第1書記は12日午前8時にミサイル発射を命じる親筆命令を出し、発射1時間前の午前9時ごろ衛星管制総合指揮所を訪れた。
現場では「われわれの力と技術、智恵で開発・製作された主体の衛星。科学技術と経済を発展させていくため、今後も人工地球衛星打ち上げを引き続き進めるべきだ」と強調したという。
金第1書記が長距離ミサイル発射当日に衛星管制総合指揮所を訪れ、発射を直接指揮したのは、ミサイル発射の成功を自分の業績にし、体制の結束を強化する狙いがあったためとみられる。
csi@yna.co.kr