Go to Contents Go to Navigation

北朝鮮ロケット発射1カ月 自信あふれる金第1書記

記事一覧 2013.01.11 11:01

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が昨年12月、「実用衛星」と称する「光明星3号」2号機を発射してから12日で1カ月になる。北朝鮮はロケット発射後から自信に満ちた姿を見せている。

 北朝鮮の朝鮮中央テレビは9日、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記がロケット発射当日、平壌の衛星管制総合指揮所を視察する内容の記録映画を再放送し、金第1書記のリーダーシップをアピールした。絶対的権力を誇った金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去後、経済難の克服や権力基盤づくりに努めた金第1書記はロケット発射で勢いづいた。

 北朝鮮メディアは「光明星3号」2号機の発射成功を「民族史の特大事変」と定め、北朝鮮の国際的な地位と影響力を高めたと宣伝した。「天下第一強国」「人民の楽園を建設する」との表現も登場している。

 金第1書記はロケット発射に貢献した科学者、技術者らを平壌に招待。約20日間、宴会などの行事に参加させるなど、「英雄」扱いした。

 新年メッセージを「共同社説」で示した金総書記とは違い、北朝鮮の最高指導者としては19年ぶりに演説を行ったのも自信の表れといえる。新体制2年目を迎え、ロケット発射を前面に出すことで社会に活力を与え、住民の心をつかみたい考えとみられる。  

 こうした自信が政策の変化につながる兆しも見えている。1日の新年の辞では「経済管理の方法を改善し、良い経験は一般化しなければならない」と訴えた。北朝鮮の最高指導者が「経済管理方法の改善」に言及したのは異例。昨年、一部の共同農場と事業所などで試験的に実施された新たな経済措置を拡大する可能性を示唆したものとの見方が多い。

 また、今年の朝鮮労働党と人民のスローガンとして、「宇宙を征服したその精神、その気迫で経済強国建設の転換的な局面を切り開こう」と強調した。科学技術の発展を通じ、経済を発展させたい意図がうかがえる。北朝鮮メディアは年初から経済の現場で科学者、技術者の精神を習い、増産に励むよう促している。

 北朝鮮は対外的にも柔軟な姿勢を示している。新年の辞では南北の対決状態の解消を強調した。牡丹峰(モランボン)楽団の公演では南北統一をテーマにした歌や南北首脳会談の写真などが登場した。

 李明博(イ・ミョンバク)現政権が南北対決政策を展開していると非難しながらも、朴槿恵(パク・クンヘ)次期政権には穏健な姿勢を示し、南北関係の改善を期待するような姿を見せている。金第1書記が新年に入り、軍部隊を視察していないのも注目を集める。

 対米関係でも強硬な発言はしていない。米IT大手グーグルのシュミット会長らの訪朝は北朝鮮が国際社会で孤立した国とのイメージから抜け出すため受け入れたものとみられる。

 梁茂進(ヤン・ムジン)北韓大学院大学教授は「北朝鮮は今後、軍事力増強よりは経済に集中し、経済政策を打ち出す可能性が大きい」と説明した。 

kimchiboxs@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。