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<インタビュー>和太鼓で韓国文化と交流 壱岐島在住・赤木貴尚さん

記事一覧 2013.01.25 11:25

<インタビュー>和太鼓で韓国文化と交流 壱岐島在住・赤木貴尚さん

【壱岐聯合ニュース】玄界灘に浮かぶ壱岐島(長崎県)の和太鼓チーム「玄海怒涛太鼓」が積極的な異文化交流を行っている。福岡市を拠点にする在日コリアンらの韓国民族打楽器演奏チームとコラボを重ね、韓日太鼓セッションのための訪韓も視野に入れている。「玄海怒涛太鼓」の代表を務める赤木貴尚さん(43)は 「演奏を通じ相手のことを理解することができる」と草の根交流の意義について話す。

 「玄海怒涛太鼓」は今年結成17年目。10代から60代のメンバー14人が創作和太鼓の演奏を中心に活動を行っている。

 福岡の韓国打楽器チーム「ビビムタ」と本格的な交流を始めたのは2010年。同年10月に壱岐で行われたイベント「日韓打楽器共演」に同チームを招待した。

 イベントでは両チームの公演のほか、「玄海怒涛太鼓」のオリジナル曲「歓喜」に韓国の打楽器を取り入れるセッションを行った。翌年の春には福岡の在日コリアンらによるフェスティバル「三・一文化祭」に招待され、再び韓日セッションを行った。

 昨年の「日韓打楽器共演」でも共演したが、この時は赤木さんが前もって福岡を訪問し、綿密な打ち合わせをした。「ビビムタ」のメンバーから朝鮮半島の伝統的な打楽器4種類を使ったアンサンブル「サムルノリ」のフレーズを習い、「歓喜」の中に取り入れてステージで披露した。

 赤木さんは「双方が体で合図しながらリズムを取る。音を合わせることで気持ちも伝わる。音楽は言葉や国境を越えるということを実感した」と振り返る。

 やりとりしたのは音楽だけではない。「三・一文化祭」は日本の植民地だった朝鮮半島の三・一独立運動の名を冠した地域のフェスティバルだ。赤木さんは三・一の意味を知り、「多文化交流」を掲げ日本社会との共生を熱望する在日コリアンの思いを知った。「(韓国や在日の)歴史を自然な形で理解できた」と若いメンバーも参加した交流について語った。

 「ビビムタ」は訪韓し、本場の伝統音楽を吸収している。赤木さんも同チームと共に訪韓し、和太鼓と韓国打楽器の共演を計画したが、サイズが大きな和太鼓の輸送が足かせとなり昨年は韓国行きを断念した。

 韓国と日本の関係は冷え込んでいるが、今年は仕切り直しの年になると期待している。「韓国に行き、現地の人と交流したい」と話す赤木さんも民間親善大使の一人だ。(張智彦)

sarangni@yna.co.kr

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