サムスン会長保有の住宅価格 韓国財界でトップ

ソウル市内の新羅ホテルで開かれたサムスングループの新年祝賀会に出席するサムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長(右)と李会長の長女で同ホテル社長の李富真(イ・ブジン)氏=2日、ソウル(聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】韓国の財界トップらが保有する住宅のうち、サムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長が保有する住宅価格が最も高いことが分かった。
財閥情報専門サイトの財閥ドットコムによると、韓国主要50企業グループのトップが所有する一戸建てやマンションの価格を昨年の公示価格基準で評価した結果、合計2191億5000万ウォン(約182億1815万円)と集計された。トップ1人当たり平均43億ウォンの計算になる。また1人平均1.6軒の住宅を所有していることが分かった。

サムスングループ・李健熙(イ・ゴンヒ)会長(中央)の就任25周年記念式典が開かれた。李氏は1987年12月1日に会長に就任。サムスン電子などを世界一流の企業に育てた=30日、ソウル(聯合ニュース)
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1位はサムスンの李健熙会長で、本人名義の住宅をソウル・梨泰院洞と三成洞、瑞草洞に合わせて3軒所有している。価格は合計263億1000万ウォンで、50企業グループのトップの中で最高となった。
2位は辛春浩(シン・チュンホ)農心グループ会長で、梨泰院洞と漢南洞の2軒が合わせて85億7000万ウォンと集計された。
3位は許英寅(ホ・ヨンイン)SPCグループ会長で、夫人と所有する漢南洞と清潭洞の2軒が合計81億1000万ウォンだった。
4位は李明熙(イ・ミョンヒ)新世界グループ会長で、漢南洞の住宅が73億4000万ウォンだった。

サムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長(中央)が金浦空港からロンドンに向け出発した。李会長は国際オリンピック委員会(IOC)委員として、IOC総会とロンドン五輪の開幕式に出席する=22日、ソウル(聯合ニュース)
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5位は現代自動車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長で、漢南洞と清雲洞の2軒が合計66億7000万ウォンだった。
住宅形態を見てみると50企業グループのトップが所有する78軒のうち一戸建てが58軒(74.4%)で、残りの20軒(25.6%)はマンションだった。
所在地はソウル市の江北地域が59軒、江南地域が18軒、京畿道が1軒だった。
sjp@yna.co.kr