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韓国への外国直接投資 過去最高も制度改善必要

記事一覧 2013.02.14 10:18

【ソウル聯合ニュース】昨年韓国に対する外国直接投資(FDI)が過去最高を記録した。ただ、FDI割合は国内総生産(GDP)の1%に及ばず、制度改善が必要だと指摘された。

 民間シンクタンクのウリィ金融経営研究所が14日に公表した報告書によると、韓国に対する2012年のFDIは申請額ベースで162億6000万ドル(1兆5140億円)を記録した。前年より18.9%増加したもので、過去最高となる。研究所はFDIの増加を韓国投資環境改善の兆しと評価した。

 しかし、主要国と比べれば、GDP比のFDI割合はまだ低い水準だ。2011年ベースでGDP比のFDI割合をみると、韓国は0.6%。米国1.5%、中国1.7%、インド1.8%、英国2.2%、ブラジル2.7%、ロシア2.9%など主要国を大きく下回っている。韓国は昨年も0.9%にとどまった。

 また、外国人の証券投資額と比べても微々たるものだ。国際収支ベースでFDI流入額は50億ドルで、証券投資流入額の14%にとどまっている。

 経済成長エンジンとしてFDIを拡大するためには制度を改善し、長期投資資金を誘致すべきだと研究所は提言した。労使関係や知的財産権保護などの経営環境、教育や医療、外国語支援などの生活環境を世界水準に近づける必要があるとした。

csi@yna.co.kr

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