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LGディスプレー 大型有機ELテレビ時代見据え投資

記事一覧 2013.02.18 16:34

【ソウル聯合ニュース】LGディスプレーは大型有機ELテレビ市場の成長に備え、第8世代WRGB方式有機ELテレビの新規ライン(M2)に7063億ウォン(約613億円)規模の投資を行う。同社が18日、明らかにした。

 京畿道坡州市の同社工場にあるM2ラインは、月2万6000万枚を生産できる第8世代(2200ミリ×2500ミリ)WRGB方式の有機EL蒸着ラインで、来年上半期中の量産を目指している。

 他社よりも先に投資することで、有機EL市場の主導権を握るのが狙いとみられる。

 市場調査機関は有機ELテレビパネルの市場について、来年から本格的に成長し、2015年に30億ドル(約2822億円)規模に達すると予想している。

 LGディスプレーは超大型・ウルトラHD(超高画質)・曲面型など差別化した有機EL製品を打ち出すことで、次世代のテレビ市場をリードしていく考えだ。

 同社は先月2日から世界で初めて予約販売を始めたLG電子の55インチ有機ELテレビ用パネルを生産している。

  有機ELは液晶パネル(LCD)と違い、画面を構成するピクセルが自ら発光し、反応速度も1000倍以上速く、画質が優れている。光源(バックライト)が不要なため、薄型で電力効率が高い。このため次世代テレビ用として注目を集めている。

 スマートフォン(多機能携帯電話)などの小型機器用パネルは既に商用化されているが、テレビ用の大型パネルは生産工程上の問題から大量生産は難しいとされてきた。

 LGディスプレーは既存の「RGB方式」に適用していたRGB(Red、Green、Blue)ピクセルに、白色のW(White)ピクセルを加えたWRGB方式を用い量産化に成功した。

sjp@yna.co.kr

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