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成均館大・宮嶋教授 自著で日本の歴史認識を批判

記事一覧 2013.03.27 17:28

【ソウル聯合ニュース】「日本人が聞きたがらないことを話し続けてきたのは日本、そして韓国と日本の未来のためであり、全く後悔していない」――。

 日本の文部科学省が26日、来春から高校生が使用する教科書の検定結果を公表し、多くの教科書で日本の独島領有権主張を強化した内容になっていることが明らかになった。そんな中、日本の韓国史研究の権威として知られる韓国・成均館大学東アジア学術院の宮嶋博史教授が、先ごろ韓国で出版した自著「日本の歴史観を批判する」(原題)で自説を語った。

 宮嶋教授は著書で、日本が韓国や中国より優れているという日本優位論が歴史的にどういう論理で合理化されたのか集中的に分析した。

 宮嶋教授は韓国史研究者である自身が日本の歴史認識問題を傍観することができなかったのは「日本史認識と韓国史認識は分けることができない関係にあるためだ」と話した。

 日本は自国の歴史の特徴を把握するため、最も近い隣国である韓国の歴史を比較対象にした。江戸時代、日本の一部儒学者は韓国を中国に従属した国とみなし、日本は中国に従属しない国とみなすことで日本の優位を主張した。

 このような日本の歴史認識は近代に入ってさらに強まる。日本は西欧の「封建制」の概念を導入し封建制を経験したが、韓国と中国は経験できなかったとして日本優位論を展開する。

 宮嶋教授は「日本の歴史を西欧の歴史と関連付けて理解しようとするこのような認識は、いわゆる歴史認識における『脱亜入欧』と言える。これは、単に日本の歴史を美化するだけでなく韓国と中国に対する日本の侵略支配を合理化する役割まで担った」と分析した。

 26日、聯合ニュースの電話取材に対し宮嶋教授は「日本は19世紀、20世紀の歴史的観点から抜け出せずにいる」と批判した。

 第2次世界大戦に負けた後、日本は韓国や中国に対する侵略行為について反省を示してはいるが、日本、韓国、中国の歴史をどうみるかという歴史認識については根本的に何も変わっていないと話した。

 日本の独島領有権主張を強化した教科書が文科省の検定を通過したことについて「領土問題は繊細な問題であるため感情的になりやすい。大きな枠組みでどう解決するか両国が知恵を出し合う必要がある」と述べた。

 宮嶋教授は韓国史研究のため2002年に東京大学を辞職し韓国に渡ったことで話題になった。同年から成均館大学教授を務める。

 今年初めにこの10年間の韓国での研究成果をまとめた「宮嶋博史、私の韓国史勉強」(原題)が発表され、日本でも発売予定だ。

sjp@yna.co.kr

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