大型液晶パネルの世界シェア LGが3年連続1位
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2013.04.02 14:31
【ソウル聯合ニュース】韓国のLGディスプレーが昨年、世界の大型液晶パネル(LCD)市場で3年連続1位を記録した。
米調査会社NPDディスプレイサーチが2日までに明らかにした1~3月期報告書によると、世界全体で昨年出荷された9.1型以上の大型液晶パネルは7億5419万台で、前年比7.3%増加した。このうちLGディスプレーの出荷量は2億1836万台でシェア29.0%を獲得し、3年連続で首位を守った。同社のシェアは2010年が26.0%、2011年が27.9%だった。
サムスンディスプレーはシェア21.7%で2位を記録。次いで群創光電(イノラックス、旧奇美電子)が17.0%、友達光電(AUO)が15.9%と台湾勢が続いた。
LGディスプレーは売上高と出荷面積でもそれぞれ1位を記録した。昨年の売上高は222億7000万ドル(約2兆660億円)、出荷面積は3560万平方メートルだった。
サムスンディスプレーは売上高199億8000万ドル、出荷面積3095万平方メートルでそれぞれ2位だった。
LGとサムスンのシェアを合計すると出荷量、売上高、出荷面積の全てで世界シェア50%を超え、世界の大型LCD市場で韓国製品が半数以上を占めた。
ikasumi@yna.co.kr