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北朝鮮 中距離ミサイルを東海側に移動=米は迎撃態勢

記事一覧 2013.04.04 14:09

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮がムスダンとみられる中距離弾道ミサイルを東海側に移動させた。米国は北朝鮮のミサイル攻撃に備えグアム米軍基地にミサイル迎撃態勢を緊急導入することを決定した。

 複数の韓国政府消息筋は4日、「北朝鮮が中距離ミサイルとみられる物体を東海側に移送させたことが韓米情報当局によって確認された」と伝えた。その上で「現在までの情報を分析した結果、この物体はムスダン級の中距離ミサイルと推測される」と明らかにした。

 消息筋は、このミサイルに弾頭が装着されたかはまだ明らかになっていないとしながら「北朝鮮が実際に発射するため移動させたのか、武力けん制や米国を威嚇するためなのか注視している」と話した。

 北朝鮮は列車を利用しこのミサイルを移動した。

 1度も試験発射されたことがないムスダンは射程が3000~4000キロで、グアムを攻撃することができる。2009年の時点で50発を実戦配備した。全長12~18.9メートル、幅は1.5~2メートル。2010年10月の朝鮮労働党創建65周年記念の軍事パレードで初めて公開された。

 韓米情報当局は北朝鮮が故金日成(キム・イルソン)主席の誕生日(4月15日)前後にこのミサイルを発射する可能性が高いとみて、情報システムでミサイルの動向を追跡中だ。

 朝日新聞も4日、韓米日の政府消息筋の話として、北朝鮮が新型の長距離弾道ミサイルKN08と推定される物体を東海岸に移動させたことが分かったと報じた。

 北朝鮮は、朝鮮半島有事を想定した定例の韓米合同軍事演習「キー・リゾルブ」(3月11~21日)と野外機動訓練「フォール・イーグル」(4月30日まで)が開始される前に、東海と黄海に船舶と航空機の航行禁止海域を設定した。

 また、4日には朝鮮人民軍総参謀部の報道官談話を発表し、先端核攻撃作戦が最終的に承認されたと主張した。談話は、「わが最高司令部が内外に厳粛に表明した通り、強力な軍事的実戦対応措置を取っていく」と述べ、「わが革命武力の無慈悲な作戦が最終的に検討・承認された状態にあることを、正式にホワイトハウスとペンタゴン(米国防総省)に通告する」と米国を威嚇した。

 米国は北朝鮮のミサイル発射に備え、高高度防衛ミサイル(THAAD)システムをグアムに配備することを決定した。

 米国防総省は3日(現地時間)、声明を通じ「数週間内にTHAADシステムを配備する」と発表し、北朝鮮の弾道ミサイルによる脅威に対処する予防措置であると明らかにした。

 THAADシステムは飛来するミサイルを高度150キロで迎撃できる。2005年から実戦配備された。トラック搭載発射台、迎撃ミサイル、追跡レーダー、統合射撃統制システムなどを備えている。

 国防総省は「米政府は北朝鮮指導部に挑発行為の中断と、国際社会の一員としての義務を果たし平和の道を選択するようあらためて求める」と述べた。さらに、米国と同盟国の領土と利益を保護するため警戒態勢を維持していくと強調した。

 韓国軍は、海上の軍事境界線と位置付けられる北方境界線(NLL)と南北軍事境界線(MDL)一帯の北朝鮮軍とミサイル基地の動きを監視している。

 軍関係者は「北朝鮮軍は現在、冬季訓練期間中で部隊別に実弾を装着しない射撃訓練や潜水艇を利用した海上侵入訓練を実施している。韓国に対する挑発の兆候は今のところ見られない」としている。

sjp@yna.co.kr

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