韓国30企業グループの投資計画 履行されるか注目
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2013.04.04 20:17
【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部が4日、サムスンをはじめとする国内30企業グループの今年の投資・採用計画をまとめ公開したことに関連し、実際に履行されるのかに関心が集まっている。
同部の尹相直(ユン・サンジク)長官は同日、30グループが今年149兆ウォン(約12兆3000万円)を投資する計画であることを確認し、公表した。その上で、自身も最善を尽くし計画が達成されるよう努力することを強調した。
尹長官の発言について、財界からは投資・採用が計画通りに履行されるのか見極めるのは難しいという声が聞かれる。
昨年は151兆ウォンを投資すると発表されたものの、実際に投資されたのは138兆2000億ウォンにとどまった。
市場で支配的な地位にある主要大企業が投資と雇用など経済活性化の役割をきちんと果たしていないという見方もできる。
ただ、計画経済ではない以上、企業が自発的に判断し経営することが市場経済の基本であるという点から、どんな状況でも計画を守らなければならないとするのは行き過ぎているという見解もある。
一方、企業が投資に消極的なだけに経済活性化のため政府が積極的に取り組まざるを得ないという意見も出ている。
sjp@yna.co.kr