ハッカー集団　北朝鮮へのサイバー攻撃を予告

【ソウル聯合ニュース】国際的ハッカー集団「アノニマス」を名乗るグループが、６月２５日午前零時に北朝鮮の政府機関のイントラネット４カ所と一般ウェブサイト２７サイトにサイバー攻撃を仕掛けると予告した。

　「アノニマス」のツイッター（短文投稿サイト）アカウントによると、同グループは今月５日、テキストファイル共有サイト「ペーストビン」で攻撃対象のリストを公表。攻撃を仕掛けるイントラネットとして、北朝鮮の全国イントラネット「光明網」をはじめ、国家安全保衛部（秘密警察）の「盾」、朝鮮人民軍の「金星」、人民保安部（警察）の「赤い剣」を挙げた。このうち「光明網」と「金星」に対しては攻撃準備が完了したとしている。

　また、北朝鮮の体制宣伝サイト「救国戦線」「わが国」「わが民族同士」、朝鮮中央通信社、在日本朝鮮人総連合会（朝鮮総連）の機関紙「朝鮮新報」など２７の主要サイトを攻撃対象として名指しした。

　これに先立ち、先月初めにもアノニマスとみられるグループが「わが民族同士」をハッキングし、会員数千人のメールアドレスなどをネット上に公開した。

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