Go to Contents Go to Navigation

韓国でウォン高の懸念強まる 1カ月で5%上昇

記事一覧 2013.05.09 10:48

【ソウル聯合ニュース】ウォン高が急速に進み、韓国の金融当局や専門家は懸念を強めている。

 ウォンの対ドル相場が8日までの1カ月で4.90%上昇し、1ドル=1100ウォンを切った。主要先進、新興国・地域の30通貨のうち、1%を超える上げ幅は韓国を含め7カ国しかない。上昇率もルーマニアが2.59%、マレーシアが2.58%、台湾が1.78%などで、韓国がこれらを大きく上回っている。

 韓国は海外資金の流出入に対する制約が小さい上、新興市場のベンチマーク(指標)の役割も果たしているためと分析される。特にここ1カ月のウォンの変動幅はこれまで以上だ。今年のウォンの変動幅をみると、1月が1.71%下落、2月が1.32%上昇、3月は2.49%下落していた。

 韓国がウォン高に素早い対応を取れずにいる一方で、日本は金融緩和策を打ち出し円安を誘導した。ウォン高と円安が重なり、ウォンの対円相場(為替裁定取引)は4年8カ月ぶりに100円=1100ウォンを割り込んだ。

 問題はウォン高・円安が加速する可能性があるという点だ。韓国金融研究院の申竜相(シン・ヨンサン)氏は「ウォン高と差益を狙ったホットマネー(投機資金)が急速に流入する可能性がある」と指摘した。また、北朝鮮による安保脅威が緩和されれば、外国人投資家の資金が株式、債券市場に流れ込み、ウォンをさらに押し上げることになると予想した。また、低金利の円で資金を調達して高利回りの通貨や資産に投資する「円キャリートレード」拡大の可能性を指摘する専門家もいる。

 資金流入によるウォン高以上に、資金流入の突然の停止や流出を警戒すべきとの見解もある。サムスン経済研究所のチョン・ヨンシク上級研究員は「為替が実体経済と乖離(かいり)した状況では、外部の衝撃に弱い」と懸念を示した。

mgk1202@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。