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韓国の政策金利 0.25%引き下げ=年2.50%に

記事一覧 2013.05.09 11:19

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は9日の金融通貨委員会で、政策金利を0.25%引き下げ年2.50%とすることを決めた。7カ月ぶりの利下げとなった。

 今回の利下げは、今年に入って消費者物価の上昇率が1%台と低い水準が続き、物価上昇による負担が相対的に低下し、景気回復基調が減速していることが要因となった。

 昨年に続き今年も国内総生産(GDP)成長が潜在成長率に及ばず、低成長の固定化で韓国経済の成長潜在力自体が引き下がるのではないかという政府や市場の懸念を考慮した形だ。

 さらに、経済協力開発機構(OECD)に加盟する34カ国・地域のうち、23カ国・地域が昨年10月以降に利下げを断行しているほか、多数の主要国が量的緩和に同調している点も無視できないと判断した。

 特に、「アベノミクス」に象徴される日本の量的緩和による円安進行は、日本製品と競合する韓国製品の競争力を徐々に脅かしている。

 8日のソウル外国為替市場の終値は、100円=1086.5ウォンをつけ、4年8カ月ぶりに100円=1100ウォン台を割り込んだ。ウォン高・円安の進行が顕著になっている。

 利下げについては、既に4月の韓国銀行通貨信用政策の審議・議決機関である金融通貨委本会議でも議論されていた。

 先月は7人の委員のうち3人が利下げを、4人が据え置きを主張し、据え置きが決定されたものの意見は真っ二つに分かれていた。

 今月は、先月の本会議で据え置きを主張した4人のうち一部が判断を変えたため利下げが決まったとみられる。

 利下げ決定に伴い、追加補正予算など政府の景気浮揚に向けた努力に物価政策を連携させる政策協調の足並みが乱ているとの懸念は薄れると予想される。

 民間シンクタンクの現代経済研究院の李ジュン協(イ・ジュンヒョブ)研究委員は予想外の利下げ措置に驚きながらも、「利下げに動いてこそ、政府の経済政策が効果を発揮できるだけに望ましい決定」と評価した。

 韓国銀行は昨年7月と10月にそれぞれ0.25%の利下げに踏み切って以来、6カ月連続で年2.75%に据え置いてきた。

sjp@yna.co.kr

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