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新韓など韓国6銀行 年俸増加率が生産性の3倍に

記事一覧 2013.05.15 11:53

【ソウル聯合ニュース】新韓銀行など韓国の市中銀行6行で、この4年間の行員の年俸増加率が1人当たり生産性の増加率の3倍に上ったことが分かった。

 企業情報などを提供するウェブサイト、CEOスコアが国民、ウリィ、新韓、ハナ、韓国外換、企業の各銀行の資産額と行員の年俸を分析した。

 2012年に6行の行員の年俸は平均7600万ウォン(約698万円)で、2009年に比べ32.7%増加した。これに対し、行員1人当たりの資産額は214億ウォンで10.7%増にとどまった。

 6行の年俸は、主要10企業グループの社員年俸の平均(6600万ウォン)より1000万ウォン高く、4年間の上げ幅も10グループ(30.4%増)を上回る。しかし、1人当たりの生産性は10グループ(270億ウォン)を大きく下回った。

 CEOスコア側は、銀行の高コスト・低効率体質が強まっていると指摘した。

 不均衡が最も深刻だったのは新韓銀行だ。行員1人当たりの資産額は昨年226億5000万ウォンで2009年から0.6%減少した半面、年俸は昨年7700万ウォンで32.8%増加した。同行は、資産規模の拡大よりも内実を重視した結果、資産増加率がマイナスになったと説明した。

 年俸の伸びは、ハナ銀行と外換銀行で特に大きかった。ハナは50.0%増の7200万ウォン、外換は45.2%増の9000万ウォンと集計された。

 一方、企業銀行の年俸は6500万ウォンで、増加率は6行中最も小さい3.2%だった。逆に生産性の増加率は6行最大の21.2%で、264億ウォンとなった。

mgk1202@yna.co.kr

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