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アベノミクス「乱気流」に 世界経済も揺れる

記事一覧 2013.06.02 10:37

【ソウル聯合ニュース】安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」が乱気流に入っている。

 株式市場で暴落や暴騰を繰り返すジェットコースター相場が続いているほか、国債金利は1%に近づいた。国家不渡りリスクも高まり、韓国に再び逆転された。

 金融投資業界によると、5月31日に日本の5年物満期クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)保証料率(プレミアム)は78.38ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)で、前日より1.29bp上昇した。プレミアムが最も低かった同月13日と比べれば、約25.00bp上昇したことになる。

 CDSは債券を発行した企業や国家が不渡りを出した際に損失を補償する金融派生商品で、プレミアムが高まったことは発行主体の信用リスクが拡大したことを意味する。

 同じ日に韓国のCDSプレミアムは76.83bpを記録した。日本より1.55bp低い。韓国の不渡りリスクは先月28日から日本より低くなった。韓日不渡りリスクが逆転したのは3カ月ぶり。

 長期金利もまた不安定な動きを見せている。日本銀行の量的緩和措置後に過去最低となる0.315%まで下がった10年満期の日本国債金利は先月23日に1%台を突破した。国債金利が上昇すれば、政府の利子負担が大きくなる。財政は悪化せざるを得ない。

 株式市場ではジェットコースター相場が展開されている。先月23日に日経平均株価は7.3%下落し、1万5000円を4営業日ぶりに割り込んだ。27日には3.2%、30日には5.2%の下げ幅を記録した。日経平均株価は31日に1万3774円で取引を終えた。6営業日間で2000円以上下落した。

 乱気流に入った「アベノミクス」に、世界経済が振り回されている。

 世界の株価指数のモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)は先月30日に前週に比べ、0.3%下がった。米国の10年物国債金利も2.11%で10bp上昇した。

 国際金融センターは1日の報告書で、「アベノミクスに対する不安と米国の量的緩和が縮小されるとの見方に、債券・株式市場の変動性が拡大している」と指摘した。

 英経済紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は先月30日付社説で、「日本の巨大な通貨実験がほかの国の経済を不安にさせるとの懸念が広がっている」と指摘した。

 アベノミクスが結局失敗するとの見通しも出ている。ロジャーズ・ホールディングス会長の大投資家、ジム・ロジャーズ氏は先月31日、アベノミクスに対し、「市場参加者らが円安政策の持続性と効果に疑問を持ち始めた。災いに終わるだろう」と警告した。 

csi@yna.co.kr

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