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韓中首脳会談 主要議題は北朝鮮非核化、FTAなど 

記事一覧 2013.06.23 11:41

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が27日から4日間の訪中を通じ、北朝鮮核問題など朝鮮半島危機状況の突破口を開けるか注目される。

 朴大統領が米国に次ぐ2番目の首脳外交国家として日本ではなく中国を選んだのは、北朝鮮による安保危機の中で中国の役割に大きな期待を寄せていることを裏付けているとの見方もある。

 中国は核とミサイルで挑発を続ける北朝鮮を直接圧迫できる唯一の国だ。南北当局者会談の中止後に開かれる韓中首脳会談で、北朝鮮の非核化に対し、原則的な水準を上回る共同声明や合意文が発表される場合、北朝鮮には大きなプレッシャーになるはずだ。そのため、韓中首脳会談が今後の南北対話再開など朝鮮半島危機状況の重大な転換点になるとの見方は少なくない。

 青瓦台(大統領府)によると、朴大統領は中国訪問初日の27日に習近平国家主席と首脳会談を行い、「戦略的協力パートナー関係」を強化することに力を入れる方針だ。会談では▼北朝鮮関連問題▼経済協力および韓中の自由貿易協定(FTA)▼人文分野の文化交流――の三つのテーマが主要議題になるとみられる。

▼北朝鮮の非核化

 主要議題の中でも首脳会談のテーブルに上がる最初の議題は北朝鮮の非核化など北朝鮮核問題になると予想される。

 中国は朝鮮半島の非核化と対話を通じた問題解決という原則を長らく堅持してきており、今月に行った米中首脳会談でもこうした原則を確認した。そのため、韓中首脳会談は北朝鮮の非核化に対する中国の意志を再確認する場になるとみられる。

 韓中首脳の合意文には北朝鮮の非核化と関連したメッセージが盛り込まれる可能性も大きい。また、朴大統領は朝鮮半島の非核化に向けた韓中間の戦略的コミュニケーションなど協力策についても、習主席と踏み込んだ協議を行うと予想される。北朝鮮に6カ国協議への復帰を促す韓中首脳の声が盛り込まれるかも注目される。

 朴大統領は、自身が掲げる「朝鮮半島信頼プロセス」(対話や人道支援を通じ南北の信頼構築を目指す政策)が中国の対北朝鮮原則と非常に似ていることを説明し、支持を確保することに注力するとみられる。

▼韓中FTAなど経済問題

 首脳らは経済分野でも両国間の戦略的協力パートナー関係を強化・発展させる案を協議する。「経熱政冷」という言葉があるほど、韓国と中国は政治分野では冷却していたが、経済分野では幅広い交流を続けてきた。

 1992年の国交正常化以来、両国の経済協力は急激に増え、昨年現在、両国間の貿易量は2151億ドル(約21兆円)を記録。中国は韓国の最大貿易国となっている。輸出は1343億ドル、輸入は807億ドルに達してる。

 青瓦台金杏(キム・ヘン)報道官は7日に大統領の訪中と関連した会見で、「韓中FTAを含む相互交易投資拡大案、ICT(情報通信技術)など科学技術と金融、エネルギー分野などでの協力策を協議し、各分野の協力を促す了解覚書(MOU)を採択するなど、実質的な成果を得られる」と期待を寄せた。

 特に、韓中FTAに対する建設的な協議が行われるとみられる。両国は現在、5回に及ぶ1段階の交渉を終え、2段階の交渉を進めようとしているが、方向や範囲をめぐり合意できずにいる。そのため、両国政府ともに、今回の首脳会談で進展した内容が発表されることを期待している。

▼人文文化分野の交流・協力

 朴大統領は習主席と人文文化分野の交流・協力についても緊密に協力するとみられる。

 中国漁船の不法漁業や高句麗を中国の歴史とする「東北工程」問題などで両国国民の間で生じている「反中、反韓」感情を解消するため、人文分野を活用する狙いだ。

 両国ともに長い歴史と伝統に対する自負心があるだけに、文化交流を強化し、両国国民間の心理的距離を縮めるとの腹案だ。

 韓国政府はこれを通じ、年間700万人水準の両国間の人的交流を2015年には1000万人まで増やす計画を立てている。朴大統領が訪中の際に陝西省西安を訪問し、遺跡地などを視察するのも両国文化交流の重要性を踏まえた選択だと青瓦台は説明している。  

csi@yna.co.kr

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