韓国大統領府HPにサイバー攻撃 一部メディアも
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2013.06.25 11:55
【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)と国務調整室のホームページが25日午前9時半ごろ、サイバー攻撃を受けた。
サイバー攻撃を受けた当時、青瓦台のホームページは「偉大な金正恩(キム・ジョンウン)首領」などのメッセージが画面上段に赤い文字で表示されていた。午前10時から約10分間は「統一大統領金正恩将軍様万歳!我々の要求が実現するまで攻撃は続けられる。民主と統一を目指すアノニマスコリア」などのメッセージと、会議に出席した朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の写真が掲載された。
現在、青瓦台のホームページには「システム緊急点検で一時運営中断されます」とのメッセージが表示されている。
国際的ハッカー集団「アノニマス」はこの日、北朝鮮の朝鮮中央通信など46のサイトにサイバー攻撃を行うと予告していた。青瓦台などへのサイバー攻撃はこれに対する報復の可能性があるとされる。
アノニマスは攻撃の目的は北朝鮮住民が外部のインターネットを利用できるようにするほか、北朝鮮の内部情報を入手ためとしているが、北朝鮮は主権国家の自主権を侵害する挑発として強く反発した。
一方、与党セヌリ党の一部市道党や朝鮮日報など一部メディアでもサイバー攻撃の被害が報告されている。
kimchiboxs@yna.co.kr