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日本の積極的なFTA交渉推進 韓国に緊張走る

記事一覧 2013.07.14 14:42

【ソウル聯合ニュース】農業団体の反対などで自由貿易協定(FTA)に消極的だった日本が最近になってFTA締結のための交渉に積極的な姿勢をみせはじめた。電機・電子や自動車など、日本と競合分野が多い韓国にとっては安心していられない状況だ。

 韓国貿易協会が14日に発表した日本のFTAに関する報告書によると、日本は昨年に欧州連合(EU)、モンゴル、カナダ、コロンビアなどとFTA交渉を始めた。ほかに環太平洋連携協定(TPP)交渉を23日から正式に開始し、韓日中FTAやアジア広域のFTAである域内包括的経済連携(RCEP)交渉も進めている。オーストラリアとのFTA交渉は妥結に近づいている。

 日本が推進しているFTAの相手国は大部分が韓国と重なっており、韓国としては気が気でない。日本は韓国がFTAを締結した米国、EU、トルコ、ペルーなどとの交渉に積極的で、オーストラリアやカナダについては韓国と同じようなペースで交渉を進めている。モンゴルに関しては韓国を一歩リードしている状況だ。

 日本は2018年までに貿易のうちFTA相手国が占める割合を現在の18.9%から70%に引き上げようとしている。韓国のFTA割合は現在、35.2%。米国は38.7%で、中国は21.0%となっている。

 日本は巨大市場の米国や欧州とのFTAが発効している韓国などと比べて不利な貿易環境に置かれているが、これを反転させようとしている。

 貿易協会は「日本は経済再建のための成長戦略の一つとしてFTAに注目しているようだ」と分析する。

 日本が交渉を進めているFTAの大部分はまだスタート段階で、成果を論ずるのは時期尚早だ。ただ、明確なFTA戦略の下、広範囲でスピード感のある交渉を進めれば韓国に与える影響も少なくないと考えられる。

 貿易協会のミョン・ジンホ首席研究員は「日本が実際にFTAを締結・発効するには相当な時間がかかる。韓国はその間に締結・発効済みのFTAを十分に活用し、各市場での優位さを生かす必要がある」と強調する。

sarangni@yna.co.kr

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