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ネットも「韓流」 韓国開発のLINEが世界で旋風

記事一覧 2013.07.28 14:04

【ソウル聯合ニュース】韓国のインターネットサービス大手NHNの日本法人が運営するスマートフォン(多機能携帯電話)向け無料通話・無料メールアプリケーション「LINE(ライン)」が世界で旋風を巻き起こしている。

 2011年6月にサービスを開始してから25カ月で登録ユーザー数2億人を超えたLINEはアジア市場を席巻したのに続き、欧州と南米でも急成長している。専門家らはコンテンツ競争力とアジア市場での人気を基に、今後も急成長を続けると評価している。

◇全世界で大人気…日本などではフェイスブックを上回る

 モバイルデーターモニタリング企業「Onavo」の分析によると、日本のモバイルメッセンジャー市場でLINEのシェアは、アップルの基本ソフト(OS)「iOS」ユーザーを基準に44%に達した。登録ユーザー数は4500万人で国別でも最も多かった。世界最大の交流サイト(SNS)、米フェイスブックの日本市場シェアは15%にとどまり、LINEを大幅に下回った。

 今月初めに実施された参議院選挙ではLINEがオンライン選挙運動の中心媒体として急浮上した。インターネット選挙運動が認められるようになってから初めて実施された選挙で、LINEは各政党に公式アカウントを提供し、認知度をさらに高めた。

 毎日新聞によると、自民党や公明党など五つの政党の公式アカウントに加入したユーザーは2カ月で35万8200人を記録した。

 LINEは中国市場でも4%のシェアを獲得し、フェイスブック(1%)を上回っている。インドではサービス開始3週間で500万人(以下累積基準)を突破した。台湾とタイでは1500万人に達した。台湾の場合、スマートフォンユーザー1200万人のうち、約90%がLINEのアプリケーションをダウンロードしているとされる。

 スペイン市場でも1200万人を超えて久しい。同市場での人気を追い風に最近では南米地域でもユーザーが急増している。

 NHN関係者は「1月に1億人を突破してからその6カ月後に2億人を超えたのはブラジル、メキシコ、コロンビアを含む南米市場での急成長があったから」と説明した。

 韓国市場でのシェアは6%で、「カカオトーク」(88%)を大幅に下回っているが、フェイスブック(3%)などよりは優位を占めている。

◇人気の秘訣は特化したコンテンツ競争力

 LINEの人気の秘訣は現地に特化した「コンテンツパワー」だ。

 NHNの日本法人は2011年3月11日に東日本大震災が発生してから3カ月後にサービスを開始した。地震のため有線通信ネットワークが使えず、家族や知人の安否を確認できなかった日本人がインターネットを利用した無線通信の力を認識し始めた時期を狙ったのだ。

 何よりLINEのコンテンツ競争力は市場進出を成功に導いた鍵となった。NHNは独自に開発したキャラクターステッカーを各国企業や伝統文化と結合し、カスタマイズして攻略した。

 イスラム教のラマダン(断食月)期間中にはそれに見合った服装で行動するキャラクターを披露。タイではタイ航空のマスコットを、日本では大手コンビニエンスストアのマスコットをステッカーでつくり、PRに活用できるようにした。

 現地企業と手を組んで、共同で広報、営業を行い、コスト削減と認知度向上の一石二鳥の効果を得た。

 16カ国の言語でサービスを行ったのも急成長を支える一因となった。LINEは韓国企業のNHNの作品だが、開発には韓国人のほか、日本、米国、中国などさまざまな国籍を持つ開発者が参加した。各国の事情に詳しい開発者が母国語のサービスをつくり、それぞれの国と地域に適したサービスアイデアを出し、急成長をけん引した。

◇年内に3億人突破の見込み…残る課題は

 LINEは今月21日に登録ユーザー2億人を超えた。現在の勢いなら年内に3億人達成は難しくないとみられる。

 ただ、現在のような成長ペースを維持するためには解決しなければならない課題もある。欧州や北米の市場で低い認知度と市場シェアを克服することだ。

 民間シンクタンクのLG経済研究所は「LINEは米国と欧州のような先進国市場で1%以下の低い市場シェアを記録しており、まだアジア市場に限定されている」と指摘する。

 専門家らは早急に市場拡大を狙うよりアジア市場での基盤をより確固たるものにしてから、徐々に先進市場を攻略する戦略を選ぶべきだとアドバイスしている。

csi@yna.co.kr

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