上半期の欧州薄型テレビ市場 4割がサムスン製品
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2013.08.19 11:55
【ソウル聯合ニュース】サムスン電子のプレミアム製品が、今年上半期の欧州テレビ市場で圧倒的なシェアを記録した。欧州で販売された薄型テレビ3台のうち1台はサムスンで、スマートテレビと3D(立体)テレビは販売台数の約半分がサムスン製であることが分かった。
調査会社GfKは19日までに、サムスンが上半期に欧州の薄型テレビ市場でシェア38.0%を記録したと明らかにした。
これは2位のLG電子(16.6%)の2倍、3位のフィリップス(9.9%)の4倍に当たる。
サムスンのテレビ部門別シェアは、発光ダイオード(LED)バックライトを採用したLEDテレビが39.6%、スマートテレビが44.1%、3Dテレビが44.3%で、プレミアム製品における他社との差が拡大している。
サムスンは、60インチ以上の超大型製品の生産ライン拡大、差別化されたスマートテレビ機能、世界最大の85インチ超高解像度(UHD)テレビを通じた市場のリーダーシップ強化戦略が欧州テレビ市場でのシェア拡大につながったと分析した。
同社は来月6日に開かれる欧州最大の家電見本市「IFA」で、欧州テレビ市場での立場をさらに強固なものにしていく構えだ。
sjp@yna.co.kr