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ソニー 4Kテレビ市場を主導=後れ取る韓国勢

記事一覧 2013.08.27 10:19

【ソウル聯合ニュース】フルハイビジョンの約4倍の解像度をもつ「4K」対応テレビ市場を主導するのはソニーで、韓国メーカーは後れを取っていることが27日、分かった。

 米調査会社ディスプレーサーチによると、上半期の4Kテレビの世界売上高は4億9000万ドル(約481億6000万円)と集計された。このうち、ソニーのシェアが37.8%でトップ、次いでLG電子が14.2%だった。ハイセンス(10.8%)、スカイワース(9.8%)、長虹(8.2%)、TCL(7.8%)と中国メーカーが続き、サムスン電子は4.0%で7位にとどまった。

 ソニーは普及型モデルをいち早く発売したことが奏功したとみられる。4月に発売した66型は6999ドル、55型は4999ドルと、価格設定も思い切って低くした。

 一方、LG電子は昨年8月、世界に先駆け84型を2599万ウォン(約230万円)、サムスン電子は今年1月に85型を4000万ウォンで発売した。韓国メーカーが高価格・超大型の高級製品に集中する間に、ソニーは普及拡大を通じ実利を得たと分析される。かつてテレビ市場の王者だったソニーが、4Kテレビを巻き返しの足掛かりにするとの観測もある。

 これに対しサムスン電子とLG電子は、今年5~6月に発売した65型と55型の普及型モデルの追加値下げに踏み切ると予想されており、競争は激しさを増す見通しだ。

 ただ、予想以上の成長をみせているとはいえ、4Kテレビがテレビ市場全体に占める割合はまだ1%程度にすぎない。

 上半期の世界テレビ市場の売上高は440億ドルだった。サムスン電子が27.1%でシェア首位を守り、LG電子が16.3%で2位。ソニーは6.7%にとどまった。

mgk1202@yna.co.kr

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