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8月の韓国輸出 前年比7.7%増=車・船舶など好調

記事一覧 2013.09.01 11:49

【ソウル聯合ニュース】新興国の経済危機など対外の不安要因にもかかわらず、韓国の輸出が順調な回復ぶりを示した。

 韓国産業通商資源部によると、8月の韓国輸出額は前年同月比7.7%増の463億6500万ドル(4兆5450億円)を記録したと暫定集計された。

 8月の輸入額は同0.8%増の414億4900万ドル。これに伴い、貿易収支は49億1600万ドルの黒字を記録した。黒字は昨年2月から19カ月連続。

 輸出入実績は8月末までの通関実績の暫定値を基準にしたもので、品目、地域別の実績は8月20日までのもの。

 今年の月別輸出増減率は1月に10.9%増で出発したが、2月には8.6%減とマイナスに転じた。それから6月まで小幅の増減を繰り返し、7月に2.6%増を記録していた。

 8月の輸出実績ではIT製品、自動車の善戦と、米国、東南アジア諸国連合(ASEAN)、中国への輸出好調が目立った。

 品目別輸出をみると、自動車43.9%増、船舶26.2%増、無線通信機器25.9%増、半導体22.1%増、石油化学12.1%増と、五つの品目で2桁の増加率を記録した。鉄鋼(5.9%減)、一般機械(5.9%減)、石油製品(6.9%減)、液晶パネル(12.9%減)などは減少した。

 地域別では米国(17.9%増)、ASEAN(15.6%増)、中国(12.8%増)への輸出が2桁の増加率を記録した。ただ、対日輸出は13.2%減となり、5月(11.6%減)、6月(17.0%減)7月(14.9%減)に続き4カ月連続で2桁の減少を記録。円安の影響が大きかったと分析される。

 輸入実績では原材料(10.7%減)は減少したが、資本財(7.7%増)、消費財(11.3%増)は増えた。

 産業通商資源部は「対外のマイナス要因にもかかわらず韓国の輸出は増加ペースを拡大している。主力製品の輸出回復などを追い風に、輸出の拡大が続くことを期待する」と評価した。

csi@yna.co.kr

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