サムスン ギャラクシーノート3と腕時計型端末を初公開
【ベルリン聯合ニュース】サムスン電子は4日(現地時間)、ドイツ・ベルリンで開催される欧州最大の家電見本市「IFA」に先立ち現地でモバイル製品のイベントを開いて「ギャラクシー」シリーズの新モデルを披露した。
ペン対応のスマートフォン(多機能携帯電話)「ギャラクシーノート3」は、5.7インチのフルHD有機EL「Super AMOLED」に3200mAhの大容量バッテリーを搭載しながらも、厚さ8.3ミリ、重量168グラムとコンパクトになった。プロセッサーは、高速無線通信「LTE」網が構築された国・地域では米クアルコム製のクアッドコアを、欧州の一部とアジア、中東、アフリカなど第3世代(3G)網が中心の国・地域では自社のオクタコアを搭載する予定だ。
「Sペン」機能が大幅に強化され、画面上のSペンボタンから五つの主要機能がポップアップで表示される。一度に二つのアプリケーションを使えるマルチタスク機能も加わった。
スマート腕時計型端末の「ギャラクシーGear(ギア)」も注目を集めた。
ギャラクシーシリーズと連動し、スマートフォンを取り出すことなく通話ができ、ショートメールや電子メールが到着するとアラームで知らせる。190万画素のカメラ付きで、写真と短い動画の撮影が可能だ。ディスプレーは1.63インチのSuper AMOLED、重量は73.8グラム。一度充電すると25時間以上使える。
サムスン電子はギャラクシーノート3とギャラクシーギアを25日に約140カ国・地域で発売する。韓国では11日からギャラクシーノート3の予約を受け付ける。
このほか、2014年型の「ギャラクシーノート10.1」も公開した。10.1インチの液晶パネルで、従来の製品より高画質だという。ギャラクシーノート3の主要機能であるマルチウインドウやペンウインドウ、Sペン機能なども使える。
申宗均(シン・ジョンギュン)IT・モバイル担当社長は「今後も革新を通じ、消費者の日常をより便利に、楽しくするスマートデバイスを発売し、新たな価値を提供する」と話した。
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