８月のＩＴ輸出１４５億ドル １２カ月連続増＝韓国
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2013.09.09 12:06
【ソウル聯合ニュース】携帯電話、半導体、テレビの輸出増加を追い風に、韓国のＩＴ輸出が２０カ月連続で増加ペースを維持した。
未来創造科学部と産業通商資源部によると、８月のＩＴ輸出は前年同月比１１．４％増の１４５億ドル（約１兆４５００億円）を記録したと暫定集計された。輸入は同２．６％増の６３億６０００万ドル、収支は８１億３０００万ドルの黒字となった。
ＩＴは国全体の輸出増と貿易収支の黒字をけん引した。ＩＴ輸出増加率は昨年６月以来、１４カ月連続で全体の輸出を上回り、８月のＩＴ収支は過去２番目に多い８１億３０００万ドルの黒字を記録した。
１～８月の累積ＩＴ輸出は前年同期比１０．８％多い１０９８億ドルで過去最高を記録した。同期間の累積ＩＴ収支も１８．５％増の５７５億ドルの黒字で過去最高となった。
８月のＩＴ輸出は携帯電話、半導体、テレビがけん引した。
携帯電話はスマートフォン（多機能携帯電話）などの輸出増で前年同期比２８．５％増の１９億５０００万ドルの輸出を記録し、前年同月比で１２カ月連続の増加。
半導体は半導体メモリーなどの好調で同２２．０％増の４９億９０００万ドルの輸出を記録し、過去最高の輸出額を達成した。
テレビはスマートテレビなどの製品が輸出を主導し、同４０．７％増の８億８０００万ドルを記録した。
ＩＴ輸入は前年同月比２．６％増の６３億６０００万ドルとなった。半導体、コンピューター、携帯電話などの輸入は増加したが、フラットディスプレー、テレビなどの輸入は減少した。
政府当局は「円安や世界ＩＴ成長率の鈍化など対外環境が悪化する状況でもスマート機器の需要が増加し、携帯電話と半導体中心の輸出好調はしばらく続くだろう」と見通した。
csi@yna.co.kr
