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韓国政府 TPP参加めぐり「影響を検討中」

記事一覧 2013.09.09 14:54

【ソウル聯合ニュース】環太平洋連携協定(TPP)への参加をめぐり、韓国政府が総合的な検討に入った。産業通商資源部は9日、TPP参加問題に関連し、現在のTPP交渉の動向や推進中の自由貿易協定(FTA)交渉に与える影響、TPP参加に伴う経済的影響などを総合的に検討していると明らかにした。その上で、「政府として決定事項はない」と述べた。

 企画財政部関係者もこうした政府内の動きを伝えた上で、「TPPに関する情報が不足しており、参加国に接触して情報を収集しなければならない点を踏まえると、1、2カ月で(政府の立場が)まとまることはないだろう」と話した。

 これに先立ち、玄オ錫(ヒョン・オソク)経済副首相兼企画財政部長官は先月、各官庁の枠を超えTPP参加問題に対する準備に取り掛かるよう指示した。

 政府は韓国がTPPに参加した場合の外交・安保上の損得、品目別影響などを総合的に分析している。

 産業通商資源部は先月30日に政府主管で初めてTPPをテーマに国際セミナーを開催したのに続き、今月3日には通商産業フォーラム専門家会議を開き、TPPの政治・経済・戦略的効果について意見を聴いた。

 同部は6月に発表した新通商政策ロードマップで、中国や東南アジア諸国連合(ASEAN)中心の東アジア地域包括的経済連携(RCEP)に参加しながら、TPPにもつながる役割を果たすことで東アジア・環太平洋経済統合の中心軸を目指すとする戦略をまとめた。

 2005年にシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドが参加して始まったTPPは、米国が参加したことで急激に勢いを増し7月の第18回交渉からは日本も参加した。

 日米の参加によりTPPは世界経済の38%(国内総生産=GDP=基準で27兆ドル)規模に拡大し、戦略的利益を追求するためにはできるだけ早く交渉に参加する必要があるという声が高まっている。

 TPPには発足時の参加国に加え日米、オーストラリア、カナダ、メキシコ、ペルー、ベトナム、マレーシアの12カ国が参加している。

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)加盟国でTPP交渉に参加していないのは韓国と中国、台湾、香港、インドネシア、タイ、フィリピン、パプアニューギニア、ロシアの9カ国・地域。

 韓国はTPP交渉参加国の多くとFTAを締結したが、日本、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランドとは締結していない。

 TPP交渉参加国には農水畜産物輸出国が多いため、協定締結後は2カ国間交渉を通じ農水畜産物の市場開放を強く迫られるという懸念も少なくない。

 5月に始まったRCEP交渉には韓国とASEAN10カ国、中国、日本、オーストラリア、ニュージーランド、インドが参加している。

sjp@yna.co.kr

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