8月の交易条件指数やや上昇 伸び率は鈍化=韓国
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2013.09.26 14:29
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が26日に発表した資料によると、8月の純商品交易条件指数は前年同月比1.0%上昇の90.4で、6カ月連続の上昇を記録した。
純商品交易条件指数は1単位の輸出代金で輸入できる商品の量を示し、2010年を基準(100)としている。2010年には1単位の輸出代金で100個の商品を輸入できたが、8月は90.4個にとどまったという意味になる。
8月は、2011年4月(91.4)以来の高水準を記録した7月(90.9)より0.5%低下した。前年同月比の上昇率は5月に6.1%を記録したあと、6月は5.4%、7月は1.5%と鈍化している。
韓国銀行は原油を中心に輸入価格が一部上昇したため上昇率が鈍化したと分析した。
また、全輸出代金で輸入できる量を示す所得交易条件指数(2010年=100)は112.8で、前年同月比9.1%上昇した。純商品交易条件指数の上昇に加え、輸出量が増えたことが指数を押し上げた。
ikasumi@yna.co.kr