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8月の鉱工業生産 前月比1.8%増=韓国

記事一覧 2013.09.30 09:13

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が30日発表した産業活動動向によると、8月の鉱工業生産は製造部門がやや改善し、前月に比べ1.8%増加した。

 増加幅は昨年11月(2.1%増)以来最大。景気鈍化は1~3月に底打ちし、回復軌道に乗り始めたとの見方が強い。

 鉱工業生産は1月から3月までマイナスを記録した後、4月に0.5%のプラスに転じた。5月が0.2%減、6月が0.6%増、7月は再びマイナスと、小幅ながら増減を繰り返してきた。

 8月はサービス業が0.7%増、建設業が0.1%増、公共行政が1.2%増を記録し、全産業の生産は1.0%増となった。現在の景気状況を示す一致指数の循環変動値は前月より0.2ポイント上昇し、今後の景気を予測する先行指数は0.3ポイント上昇した。

 製造業の生産を業種別にみると、自動車(前月比18.9%増)、映像音響通信(同11.1%増)、半導体および部品(同1.8%増)などが増え、全体で1.8%増加した。

 製品出荷は、自動車(12.1%増)、半導体および部品(3.0%増)、映像音響通信(12.2%増)の増加で前月より2.3%拡大した。国内向け出荷は2.9%、輸出向け出荷は1.5%、それぞれ増加した。

 製品在庫は前月より0.2%改善した。石油精製(14.6%減)、化学製品(3.0%減)などの在庫減少が影響した。

 サービス業生産は前月比0.7%増加した。下水・廃棄物処理(3.8%増)、芸術・スポーツ・余暇(3.7%増)などは増えたが、協会・修理・個人(4.2%減)、専門・科学・技術(1.2%減)などは減少した。

 設備投資は前月比0.2%、前年同月比4.6%それぞれ増加した。建設受注は住宅などが振るわず、1年前より11.5%減少した。

 統計庁関係者は、「自動車業界のストライキの反動や工場増設、携帯電話業界の新製品出荷効果などがあいまって鉱工業生産の増加幅が高水準を記録した。また、先行指数が5カ月連続上昇を示し、局面転換の兆しをみせている」と説明した。

csi@yna.co.kr

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