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韓国の9月輸出額1.5%減 1日平均では過去最高

記事一覧 2013.10.01 15:53

【ソウル聯合ニュース】韓国の産業通商資源部は1日、9月の輸出額が前年同月比1.5%減の447億4100万ドル(約4兆3882億円)、輸入額は同3.6%減の410億2800万ドルと暫定集計されたと明らかにした。貿易収支は37億1300万ドルの黒字となり、昨年2月から20カ月連続の黒字を維持した。

 輸出実績は7、8月に前年同月比で増加したものの再び減少に転じた。同部は秋夕(中秋節、今年は9月19日)連休による操業日数の減少が響いたものの、減少率は予想より低かったと評価した。

 1日平均の輸出額は22億4000万ドルを記録し、今年6月に記録した過去最高額(21億7000万ドル)を再び更新した。

 輸出実績を四半期別でみると7~9月期は前年同期比2.9%増加した。1~3月期(0.4%増)、4~6月期(0.8%増)に比べ回復基調が顕著だった。

 9月は品目別では船舶(59.1%増)、半導体(21.4%増)などが増加した半面、操業日数の減少が響き液晶パネル(LCD、19.8%減)、一般機械(17.0%減)、鉄鋼(16.3%減)、石油製品(13.0%減)、自動車(11.9%減)などの主力製品の輸出は不振だった。

 地域別では東南アジア諸国連合(ASEAN、5.0%増)、中南米(4.7%増)、中国(1.4%増)向けが増加した一方、米国(0.7%減)、日本(1.4%減)、欧州連合(EU、9.9%減)、中東(30.5%減)への輸出は減少した。

 日本向け輸出は6~8月に円安の影響で減少率が13~17%に達したものの、9月は1%台の減少にとどまった。

 輸入実績をみると原材料(2.7%減)、資本財(7.8%減)、消費財(19.2%減)と全品目で減少した。

 同部は「新興国の為替不安など世界経済の不確実性が依然として残っている。ただ、米国、中国など主要輸出市場の成長ペースが続けば10~12月期の輸出は半導体、無線通信機器、船舶など主力品目の実績増加を受け好調を維持する」と見通した。

ikasumi@yna.co.kr

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