サムスン採用試験に10万人殺到 過熱受け制度見直しへ
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2013.10.02 18:42
【ソウル聯合ニュース】サムスングループは2日、今年下半期の採用試験で過去最多となる約10万人が志願する過熱ぶりを見せたことを受け、採用制度の見直しを検討することにした。
サムスンは約5500人を採用する計画で、倍率は約18.2倍となった。
志願者らは書類審査に合格すると、「サムスン職務適性検査(SSAT)」を受けることになる。SSATの受験者向けの専門予備校が増えているほか、SSAT関連書籍も約50種が出版されている。一部の大学ではSSATの特別授業や模擬試験も実施している。サムスンはSSATの施行のため、試験場の確保などに数十億ウォンかけている。採用制度の見直しはこうした負担を抑える方向で検討を進める方針という。
今回のSSATは来月13日、国内5地域と海外3地域(ロサンゼルス、ニューヨーク、トロント)で実施される。
kimchiboxs@yna.co.kr