李大浩が帰国「ベスト尽くした」 米進出に意欲も
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2013.10.15 16:22
【釜山聯合ニュース】今季でオリックスとの2年契約が終了し、同球団と年俸交渉を行っている李大浩(イ・デホ)内野手が15日、金海国際空港から韓国に帰国した。
李大浩は記者会見で「残念な点はあったが、ベストを尽くしたので後悔はない」と、日本2年目となるシーズンを振り返った。
今季は打率3割3厘、24本塁打、91打点。パ・リーグで打率9位、本塁打6位、打点5位、長打率7位(0.493)、得点圏打率9位(0.323)だった。オリックス内では打率、本塁打、打点でいずれもトップに立ち、存在感を示した。
会見では「オリックスに残留するのか、米大リーグに移籍するのか」と、去就に関する質問が浴びせられた。
オリックスは李大浩残留のため2年総額7億円を提示したが、拒絶されている。2年前と比べ、実質的に引き上げられていないと李側が判断したためだ。李大浩は現在、2年8億円以上を要求し、球団側と交渉を行っている。
李大浩は「わたしはオリックスの選手なので、先に(交渉の)機会を与えた。シーズンが終わったので、エージェントを選任し、あらゆる可能性を視野に入れて準備する」と述べ、オリックスに縛られず日本の他球団や大リーグへの移籍も念頭に置いていることを示唆した。
大リーグ移籍に対しては「全ての野球選手にとって夢の舞台であり、いつも夢見ている。米国に行けば韓国のファンがたくさん応援してくれると思うし、うまくやれるという自信はある」と意欲を見せた。
今後の予定については「今は休みたい。家族と楽しい時間を過ごしながら身の振り方を考えたい」と話した。
stomo@yna.co.kr