韓国・釜山 対日輸出低迷にあえぐ=円安の影響
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2013.10.27 14:24
【釜山聯合ニュース】円安の影響で韓国・釜山の対日輸出が低迷にあえいでいる。
韓国貿易協会の釜山本部によると、9月の釜山地域の輸出は9億9600万ドル(約970億円)で、前年同月比13.4%減となった。
国別でみると、中国は前年比11.8%増、米国も15.3%増と2桁の増加を記録した。だが、日本への輸出は2月から8カ月連続で減少となった。
対日輸出は円安が進んだ昨年8月から減少に転じてから下落を続けている。日本は釜山地域の対輸出国1位だったが、2003年に中国に首位の座を明け渡した。今年は米国に続く3位となった。
今年の日本への輸出は水産物(マイナス12.5%)、鉄鋼製品(マイナス14.0%)、機械部品および金型(マイナス21.2%)など、釜山地域の輸出主力品目の不振が目立つ。
貿易協会の釜山本部関係者は「円安で日本市場はもちろん、日本企業と競争する世界市場でも苦戦が予想される」と説明した。
csi@yna.co.kr